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第四回 守備が流れを作る



はい。
第四回のコラムは、私がパワプロの柱に掲げている守備について触れておこうと想います。
野球の花形は何だと想いますか?ピッチャー、ホームランバッター?
少なくとも私は、堅実な守備をこなすプレーヤーだと想いますよ。
また、華麗なファインプレーをしてくれる選手とかにも、心惹かれるものがあります。
その思念は、パワプロのプレイにも現れていて、とにかく私は守備を鍛えて守備の鬼となりました。
だから、COMのぼろくそへぼい守備とか当てにならないよ系で。

そもそも、私がここまで守備力にこだわる原点とは何か、というのに付いて触れておきたいと想います。
はじめ、私がパワプロをやったときは、守備が盲点で、バントの処理などあまりろくにできなかったモンです。
中継プレーも使いこなせなくて、バッターランナーを2塁に進ませてしまったりというしょぼいミスも多かったんです。
そこで私は、「じゃぁ凡ミスをなくせば、勝てるのでは?」と考え、守備を強化していったんです。
その後は、前章で触れたように、投球術を磨いていったのですが・・・。

そもそも、試合の中でリズムを造るのは何でしょうか?
打撃・・・。確かにありえます。一本のホームランが、起死回生の一発になることだってある。十分リズムを造れるでしょう。
しかしそれ以上に、私は守備が試合の流れを作ると考えています。
それはなぜか。

たとえば、1死ランナー1,2塁でバッターは右の強打者。
抜ければ同点、逆転されてしまうゆえに、ここは併殺狙いですよね。
そう、この「併殺」。これが相手のリズムを崩し、自分たちに流れを呼び込めるプレーでもあります。
ほかには、外野手の根性のスライディングキャッチ、セカンドのジャンピングスローなど。
守備力が高ければ、まず大量失点はなくなっていくと想います。
私はついでに言うと、過去2年間5点以上対人戦で失点したことがありません。つまり、守備を武器に勝っているのです。

ひとつのファインプレーが、相手のリズムを崩し、
ひとつのファインプレーが、自分たちの原動力になる

これは私が、対人戦に挑むときの心構えのようなものです。
自分がファインプレーをしたときって、なんだか嬉しくありませんか?
ホームランは、打っていると「打てて当たり前」って気持ちになってしまいますけれど、ファインプレーは違うと想いますよ。
「こんなプレー初めてできたよ!」とか、「三重殺しちゃったよ!」とか。
新たな喜びも、守備では得られることができます。

しかし、まだ私の守備の極みは終わったわけではありません。
これと同時に、打撃も伸ばしていかなくてはならない・・・。
そんな私は、日々奮闘中です。

皆さんも、一度自分の守備を見直してみてはどうですか?

2004 12 3 グローリー



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