・・・・・明主様が一介の信者に神懸かり・・・・・


【其の1】

 私は平成6年母の導きにより世界救世教に入信した椙本典大という者です。
 入信まもなくして、かの大弥勒様(平成6年6月6日御奉斎)が出て来られたり、他にも様々霊的なことが多かったのですが、元々母方の実家も神様に仕えていましたし、私自身霊的なことには慣れていたので左程気にもかけてなかったのです。
 ところが平成7年、突如観世音が私に語りかけ、その後明主様とも約10時間におよぶ対話を交わしました。 

 内容は、霊視状態で様々な神界の出来事を始め、私自身の事、前世、前々世と続き、阪神淡路大地震の意味、大弥勒の経綸、天津祝詞、神事の意味、そして最後の審判の浄化などでした。只時期尚早ゆえ人に話すことを禁じられていましたが、今明主様の了解の元、全てを語り始めようと思います。

 これは世界救世教のみならず、明主様信仰している1千万人の信者に捧げるものである。

 『目ではなく しっかり心の耳で聴かれよ!』




【其の2】 

 時:平成日 場所:神戸にて

 第一声が「観世音菩薩様、御降臨下さい」と申す様に言われ、その通り唱えますと観世音と名乗る者が私が25才の時より訳あって守護している事。それまでは別の神様が守護されて来た事等さわりのない会話でした。
 しかし私はすぐに鵜呑みせず一応疑いもしました。(神の名を語る低級霊もいるという御教えもありますから) 
 
 只私自身の事を振り返り見れば、幾度も神に助けられて来た人生である事と、低級霊にはとても真似の出来ない程の大慈悲を語り手から感じとれましたので、すぐに本物であることが分かりました。
 ところがそのように認識したとたん、私は無我霊視状態になりました。そこで観たものはもう一人の自分の姿でした。違うのは今より背が高く、細っそりしており、ギリシャの神々が着るような服をまとい、右手に光の玉をもち、その玉のまわりが黄金に輝いていて、私の周りに輪を囲むようにして動物たちが光の方を向いているのです。
 しかも全て真白い動物ばかりです。

 次に観えたものは大きな壷です。
 その中に水が入っており、私がその水で手を洗う様に勧め、素直に従っている人は上に登っていき、拒んでいる人達は次々と私の足元に倒れる姿でした。
 その数ちょうど半分づつでした。「仕方ないのだ」と納得しようとする自分と、理由も解らず倒れている人達を見捨てておく訳にはいかないという自分の葛藤の末、「何とかして救いたい」という気持ちが勝った時、目の前に額の中央に大きなホクロ(千昌夫みたいな・・笑)のある仏が現われました。

 私が「どなた様で?」と尋ねると、『ミロクである』、そして『死の使いでもある』と述べると同時に、私と使いの者が一体と重なった次の瞬間、目を開けていられない程の強力な光が全身から放たれていました。

 一瞬で覚醒した私は、次に明主様の声を聴きました。

                                                                                                               椙本典大






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