ー ヒナ型のしくみー
日本は龍体の形をした列島であり、世界のヒナ型と言われています。日本の地形をよく見ると竜の落とし子に似ており、その子が育つと西向く蛟になり、口を「あ」の字に開けると竜になる訳ですが、通常「ヒナ」というのは「鳥の子」をさしますが、この鳥は「飛ぶ者」として竜を意味します。
竜は山に千年、海に千年、野に千年の修行を終えると、天に昇ると言われています。つまり、最後に天竜の型を解く事で、一柱の神型が見えるしくみが日本の大地にねむっています。一方、「ヒナ型」と言えば、「ヒナ人形」も想像に浮かびます。
「御内裏様とお姫様、二人並んですまし顔」という歌がありますが、日本という言霊の意は「二本」をさし、二人(夫婦)を意味するのですが、本来の言霊は、「日の本」であるから、一本(一人)が本当であります。つまり、夫婦和合で合一すると、一柱になると言うことです。
全世界の地形の縮図が全て日本にあるということは、
日本の縮図の日本はどこにあるのか。
そこで、まず世界地図で日本の位置を見ると、朝鮮半島の先にあります。つまり、四国がオーストラリア、九州がアフリカになり、千葉房総がマレー半島からシンガポールに当たるので、朝鮮半島とは日本の仙台、牡鹿半島になります。
仙台は、七夕(夫婦=日本)で、有名なので、これも型どおり重なります。しかも38°線という緯度までもピッタリであります。38°線は南北を分けています。
これは、N極(北)とS極(南)は、元々天と地をつなぐ一本の軸柱であったものを、自らを分けて二本にしたのが、夫婦の型なので、時期が来れば元の一柱(主神)に戻します。自らを分けたので、これを自分というのですから、分けた本人しか解からない神しくみの経綸、とくと学ばれるとよいでしょう。
「自を 分けて天地の開闢を 自ら示し 軸柱と立つ」
(茶柱立造)