もっと遠くへ・・・ |
U.K. 1998 |
イタリアとギリシアの旅をした時 とってもお世話になった イギリス人の夫婦(W 夫妻)がいました。 1997年 暮れ、その奥さん [Lady PW] から 「旦那 [Mr. WW] が亡くなった」 という手紙を受け取る。 1998年 ゴールデン・ウィーク前 会社の上司に休暇の申請をしたところ こころよく了解してもらい 1998年07月31日、その休暇と夏季休暇を利用し成田空港へと向かいました。 |
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No. 01 ST. NICHOLAS CATHEDRAL [Newcastle England] ここは ”イングランド” の ”ニューカッスル” です。 昨日 ロンドンにある ”キングス・クロス駅” "Kings Cross Station."の公衆電話から Lady PW に オイラの乗る列車の発車時刻を伝えた後 その列車でニューカッスルへと向かう。 英国ではよくある事ですが今回も列車の故障で3時間以上も途中の駅で待たされ ニューカッスルに到着したのは23時過ぎとなる。 不幸中の幸いにも鉄道の情報センターがあるらしく Lady PW もこのことを知って 待っていて くれました。 約2年と2ヶ月ぶりの再会です。 Mr. WW が亡くなったこともあり この再会を喜んでよいのか少々複雑な心境でしたね。 この日 故 Mr. WW が眠っている墓地へ行き 彼女と一緒に花を捧げました。 この建築物は "Newcastle-upon-Tyne" ”ニューカッスル・アポン・タイン”にある ”セント・ニコラス大聖堂” です。 |
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No. 02 [NEWCASTLE England] 今 オイラたちが腰掛けているベンチの背もたれの後ろ側には Mr. WW の名前が刻まれたプレイト が付いています。 そして辺りを見回すと このようなベンチがほとんど等間隔にいくつも置かれていました。 ニューカッスルの習慣で 誰かが亡くなるとその友人や知人たちが共同で上記で述べたような ベンチを公共の場へ寄付するそうです。 この習慣はニューカッスルだけではないと思うので もしこれから英国旅行へ出掛ける方は 現地でこのようなベンチを見かけた際 背もたれの後ろ側を見てみるのも良いかと思います。 No. 02 から No. 05 は同じエリアで撮影しました。 |
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No. 03 [NEWCASTLE England] ニューカッスルの河口付近の風景。 ここには Lady PW とオイラの他に 故 Mr. WW の両親も来ました。 そして 故 Mr. WW の親父さんが少々悲しげな顔をしながら話し始めたのです。 「息子には私と同じ名前をつけたんだよ」 「名前が同じなんで時々こんがらがるから ”おっきい方” と ”ちっこい方” でお互いを呼び分け していたのさ」 「でも ちっこい方が先に行っちまったよ・・・」 "I'm sorry about it." |
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No. 04 COLLINGWOOD MONUMENT [Newcastle England] "The Collingwood Monument at Tynemouth." ”タインマスのコリングウッド記念碑” |
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No. 05 [NEWCASTLE England] ニューカッスルの河口付近の風景。
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No. 06 [NEWCASTLE England] ニューカッスルの灯台。 |
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No. 07 [NEWCASTLE England] No. 06 の灯台のすぐ隣り下の風景。 遅ればせながら 彼女が Lady PW です。 会話する時 彼女はオイラに気を使ってか 少々ゆっくりとした口調で話をしてくれました。 そして何よりも ちょっとした彼女のしぐさに品と可愛らしさがあり、オイラが認める "BRITISH LADY." です。 「うちのおふくろとえらい違いだ!」 |
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No. 08 ANGEL OF THE NORTH [Newcastle England] ”エンジェル・オブ・ザ・ノース” ”翼の部分”が地元の人たちの間では少々評判が悪いそうです。 |
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No. 09 ANGEL OF THE NORTH [Newcastle England] エンジェル・オブ・ザ・ノース エンジェル・オブ・ザ・ノースの足元です。 どこの”おぼこ”達もいっしょですね、元気がいい! P.S. 山形弁で子供(達)の事をおぼこと呼んでいるらしく この言葉をとっても気に入ってしまった オイラは今回ここで使用させていただきました。 悪しからず! |
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No. 10 BRITISH GARDEN [Newcastle England] ”ブリティッシュ・ガーデン” No. 10 から No. 13 は Lady PW の家の庭です。 (彼女が Mr. WW と暮らしていた場所) |
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No. 11 BRITISH GARDEN [Newcastle England] ブリティッシュ・ガーデン。 |
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No. 12 BRITISH GARDEN [Newcastle England] ブリティッシュ・ガーデン。 |
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No. 13 BRITISH GARDEN [Newcastle England] ブリティッシュ・ガーデン。 Mr. WW が亡くなってからこの庭もほとんど手を入れていないそうです。 彼女にとってここは 時が止まってしまっているのかも知れません。 |
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No. 14 HADRIAN'S WALL [Newcastle England] 彼女が腰掛けているのが ”ハドリアヌスの長城 ” (ハドリアンズ・ウォール)です。 地元の人は”ローマン・ウォール”"Roman Wall."と呼んでいました。 ニューカッスル・アポン・タイン から ”カーライル”"Carlisle."までの東西約118 km間に ところどころ 残っているそうです。 場所的にはイングランドになりますが ほとんどイングランドとスコットランドの国境線沿いです。 No. 14 から No. 16 は同じエリアで撮影。 |
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No. 15 HADRIAN'S WALL [Newcastle England] 彼女が立っている場所が ”ハドリアヌスの長城の要塞跡 ” です。 セントラル・ヒーティング等が完備されていて今から約1,880年も前に造られたものとは思えない ほどスゴイ。 尚、このような要塞はハドリアヌスの長城 の約5.8km ごとに造られていたそうです。 |
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No. 16 [NEWCASTLE England] なんか北海道の風景にも似ていますよね。 7月31日の夜遅くから 8月3日の午前中までの間 Lady PW の家に居候させていただきやした。 この一宿一飯の義理 決して忘れないっす! 明日は スコットランド へと向かいます。 こんなに切ない心境 どうやって乗り越えればいいのやら・・・。 "Thank you so much, Lady PW." "I miss you !" |
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No. 17 [EDINBURGH Scotland] ここは スコットランド "Scotland."の首都 ”エディンバラ” "Edinburgh." です。 石で造られた迷路みたいになっている路地がたいへん印象的でした。 ここはその路地を上の方へ抜け やっと外に出てこれたところです。 エディンバラの中心地の風景。 |
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No. 18 [EDINBURGH Scotland] 向かって左下に写っている子供達もサックを背負っているから彼らもオイラと同じ旅人かな? エディンバラの中心地の風景。 |
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No. 19 [EDINBURGH Scotland] エディンバラの中心地の風景。 |
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No. 20 [EDINBURGH Scotland] エディンバラの中心地の風景。 |
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No. 21 HOLYROOD PARK [Edinburgh Scotland] ”ホリールード公園” のすぐ脇にある ユース に宿泊しました。 この一枚は宿の部屋の窓から撮影。 只今の時刻 22:00 (午後の10時)です。 まだ明るいですよね! |
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No. 22 HOLYROOD PARK [Edinburgh Scotland] ホリールード公園には有名な丘があり その丘の一部を "Arthur's Seat." ”アーサーの椅子”と 呼んでいるそうです。 この日はそのホリールード公園のハイキングコースを探索してみました。 No. 22 から No. 24 は探索中撮影。 |
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No. 23 HOLYROOD PARK [Edinburgh Scotland] この丘の上から エディンバラ が一望できます。 歩いていると”湖水地方”の”ピーターラビット”でも有名な野ウサギたちが時々現れます。 しかしながら写真を撮ろうとカメラを取り出し構えるころにはもう何処かへ・・・。 |
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No. 24 HOLYROOD PARK [Edinburgh Scotland] この丘の一番高いところにこんな物がありました。 きっと有名な名前が付いているのだと思いますが今のところ勉強不足で分かりません。 オイラの宿題にしておきます。 |
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No. 25 EDINBURGH CASTLE [Edinburgh Scotland] ”エディンバラ城” ここを最後にエディンバラともお別れです。 |
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No. 26 GLASGOW CATHEDRAL [Glasgow Scotland] ここはスコットランドの ”グラスゴー” "Glasgow" です。 ”グラスゴー大聖堂” (グラスゴー発祥の地でもある)。 |
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No. 27 CITY CHAMBERS [Glasgow Scotland] グラスゴーの市庁舎。 グラスゴーでいちばん有名な建築物だそうです。 |
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No. 28 [SCOTLAND] No. 28 と No. 29 の町の名前がどうしても思い出せません。 グラスゴーから列車に乗り 西へ行けるところまで行ってみようと ここ(終点)までやって来ました。 バックに見える丘の上の円形競技場みたい建築物が印象的。 |
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No. 29 [SCOTLAND] お姉さんたちが海鳥(カモメ?)に えさを与えている風景がとっても気に入ってしまい 一枚撮らさせていただきました。 向かって左端の車の上で次が待機中! |
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No. 30 GUILDHALL [Peterborough England] ここはイングランドの ”ピーターバラ” "Peterborough." です。 この建築物は ”ギルドホール”。 |
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No. 31 PETERBOROUGH STATION [Peterborough England] ピーターバラは ”機関車トーマス” でも有名。 オイラの甥っ子も小さい頃は機関車トーマスが大好きでした。 特に3番の ”ヘンリー” は彼の大のお気に入り! この列車は機関車トーマスとは関係ないと思いますが蒸気機関車だったので思わず一枚。 ここピーターバラで "U.K. 1998 " も終わりとなります。 このあと前に暮らしたイングランドのノーリッジ へ向かいますがそれ以降の記録(写真)が 見つかりませんでした。 ご免なさい! |
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No. 32 EUROPEAN RAIL PASS (期間限定切符) ヨーロッパでおもに鉄道を利用して旅をしてみたい方は左にあるような期間限定切符をお勧め します。 種類が数通りありますので自分の旅に合ったタイプが選べます。 尚、このチケットは外国人専用だと聞いていますので購入する際は自国の旅行代理店等で 手配してもらった方が良いかと思います。 (自国で航空券を購入するならその時ついでに手配してもらう) オイラが利用したのは30日間の中で好きな日を8日選べるタイプです。 注:このタイプは前もって乗車予定日を記入してはいけません! 列車に乗車して車掌さんが検札に来る前までにその日の分だけを記入しましょう。 出来れば乗車したらすぐにその日の分だけ記入するのが無難。 もちろん記入した日は乗り放題です。 No. 32 と No. 33 は ”とりあえず ご報告まで ”。 |
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No. 33 使えます! (おすすめ) 向かって左のサックは登山用です。 京都等の観光地でこれと同じようなものを背負って旅をしている外人さんたちを見かけたことが あるかと思います。 オイラもこれを使用しています。 やっぱりこれ使えますよ! 向かって右の袋は畳んでしまえば邪魔にならないのでサックの中へ入れて持って行きます。 目的地へ着き 宿に荷物を置いた後ちょっとした近場の探索やついでの買い物などのとき便利 です。 注:貴重品は必ず身に着けて出掛けましょう! P.S. 海外旅行の際はビーチ・サンダルズがあると日本人にとっては風呂上りの時など とっても ありがたいですね! |
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