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北海道初上陸 1988 |
学生時、バイク仲間が集まるとよく「いつかは北海道」って話になりました。 卒業、就職、そして時の流れ・・・。 正直言ってオイラの中の「いつかは北海道」もこの時点では数ある願望の中の一つになっていました。 1988年春、友人ミツから一本の電話。 「今年の夏北海道へ行けるか?」 二、三秒後 オイラはこう答えていました。 「絶対行く!」 |
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No. 01 新潟港 / 1988年08月14日 08月13日静岡出発〜08月21日静岡帰省 (全日程 9日間) 08月15日上陸〜08月20日離道 (道内 6日間)の旅です。 北陸自動車道のサービスエリアで待ち合わせをしていた友人ミツと合流、 そして無事 新潟港に到着。 YAMAHA FZ400 の横でヘルメットかぶってる紳士はここ新潟港で出会った FZ さん。 彼もオイラたちと同じフェリーで北海道へ上陸予定とのこと。 そんな訳で途中まで一緒に旅をすることとなりました。 これからフェリーに乗船します。 |
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No. 02 フェリーの甲板 / 1988年08月14日 夜通し走って新潟港へ到着したのでいつでも寝れる状態。 でも気分は最高! 17時間後には 聖地北海道 なんですから。 |
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No. 03 フェリー内のレストラン / 1988年08月14日 明日の北海道初上陸に備えて腹ごしらえ。 P.S. テーブル上のオイラたちの餌(食べ物)の量を比較してみてくださいな。 器(うつわ)が違います! |
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No. 04 小樽港 / 1988年08月15日 念願の聖地北海道に立つ。 この後しばらくして走りながら左手を高々に上げ ガッツポーズ! この気持ち理解してくれる人いますよね? |
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No. 05 小樽港〜増毛 間 / 1988年08月15日 ガッツポーズしてからずっと我慢し続けていたオシッコ。 「あれっ?」 信号待ち等で止まったら言おう言おうと思っていましたが全然止まるきっかけが無い。 (一般道だというのに) やむおえず走りながらみんなに「あれっ?」のサインを送り止ってもらいました。 でもピンチだったのはオイラだけではなかったみたい。 P.S. 今、お金を数えているところです。 |
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No. 06 小樽港〜増毛 間 / 1988年08月15日 スッキリしたこともあり只今気分は最高潮! |
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No. 07 増毛駅 / 1988年08月15日 ここで増毛駅の入場券を5枚購入しました。 頭の毛が薄い人、または発展途上の人に好評らしいんです。 ですので親父に5枚全部あげました。 後、親父が勤めている会社の仲間たちへお土産として持って行ったら案の定 人気爆発! 5枚じゃ足らず 自分の分まであげてしまったそうです。 もし1枚でも残しておけば親父の頭、もう少し増毛だったのでは・・・? P.S. 当時ここ増毛駅で入場券を購入出来ました。 2年後再度ここへ訪れることになったのですが増毛駅ではなく近くにある留萌駅まで行かないと 購入出来なくなっていました。 |
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No. 08 増毛駅〜稚内 間 / 1988年08月15日 この感覚、この感動、そしてこの香り。 この香りってもしかして牛のウンコかなぁ? なにはともあれオイラにとってこの香り無くして北海道は語れません。 そしてまたこれがよく似合うんですよ。 もちろん北海道にです! しかしながら ”オイラによく似合う” と言った奴が一人いる。 |
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No. 09 野寒布岬 / 1988年08月15日 稚内に入りました。 根室市に 納沙布岬 「ノサップみさき」があります。 時々どっちがどっちだったのか分からなくなります。 稚内市 「野寒布岬」 根室市 「納沙布岬」 新潟港で知り合った FZ さんともここ稚内でお別れとなります。 「ありがとう FZ さん、いつかまた一緒に北海道走りたいですね!」 |
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No. 10 間宮林蔵渡樺の地 / 1988年08月16日 19世紀の始め 間宮林蔵さんや松田伝十郎さんはここから樺太へ未開の地の調査のために 渡ったんですよね。 さらに間宮林蔵さんは千島列島へも渡ったと聞いてます。 絶対、命がけだったに違いありません。 北方4島は日本固有の領土だと信じていますが太平洋戦争後 どっかの国が卑怯な手段を使い この4島を手に入れています。 これでは間宮林蔵さんたちや当時そこで汗を流した日本人の功績が報われません。 |
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No. 11 宗谷岬 / 1988年08月16日 日本最北端の地です。 (今のところ) |
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No. 12 宗谷岬〜富良野 / 1988年08月16日 「あっ!誰か線路を枕にして寝てますよっ」 「ああいうアホはほっといて早いとこ富良野へ行きましょうぜ、旦那!」 |
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No. 13 宗谷岬〜富良野 / 1988年08月16日 オイラがこの旅の中で一番気に入っている一枚です。
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No. 14 富良野 / 1988年08月17日 北海道の中心地点(北海道のへそ)と言われている場所です。 富良野市にあります。 ここ富良野で後から追っかけて来た友人ヤマさんと合流。 これからまた3人で旅をすることとなりました。 |
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No. 15 深山峠(上富良野) / 1988年08月17日 「おばちゃん、ラベンダーどこにあるの?」 「お兄さん ラベンダー見たけりゃ遅くとも7月中に来ないとダメだよ」 オイラそんなこと全然知りませんでした。 はんかくさいですね〜。 北海道の8月は夏と言うより もう秋かな? 昨晩泊まった宿のお姉さんに「このクーラーどうやって使うの?」って尋ねたら 「それ暖房機ですよ」って笑われました。 「ほんじゃ暑くて夜寝れないじゃん」と言ったら 「だいじょうぶ ぐっすり寝れますから」だって・・・。 でもホント、お姉さんが言ってたとおり布団かぶって朝までぐっすり寝てました。 内陸はとくに夜冷えますよ。 静岡の8月とは全然違います。 |
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No. 16 深山峠〜層雲峡 / 1988年08月17日 層雲峡へ向かう途中、アイヌのお店でお土産を買いました。 中でも木彫りの 「のんべえ熊」 はオイラの大のお気に入り。 |
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No. 17 流星の滝(層雲峡) / 1988年08月17日 後ろに見えるのは流星の滝です。 銀河の滝もありました。 日中日差しを浴びる場所にいると「まだ夏じゃん」でしたが木陰へ入るとホント涼しいんです。 「汗がみるみるひいてなまら気持ちいい〜!」 |
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No. 18 キタキツネ牧場 / 1988年08月17日 サロマ湖へ向かう途中によりました。 |
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No. 19 船長の家 / 1988年08月18日 昨晩は「船長の家」という宿に泊まりました。 1日の走行距離が長かったせいもありなまら疲れていて宿に着き風呂入って飯食ったら 次の朝まで爆睡でした。 昨晩、泊り客全員でミーティングをやると聞いていましたがそれどころではありませんでしたよ。 |
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No. 20 栄浦浜 / 1988年08月18日 サロマ湖畔です。 |
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No. 21 網走刑務所 / 1988年08月18日 中に入りました。 見学終了後 すぐに出していただきやした。 網走刑務所の博物館(歴史館)のような感じでした。 |
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No. 22 小清水 原生花園 / 1988年08月18日 ここはまだ網走だったと思います。 知床そして阿寒湖へ向かう途中に寄りました。 記憶があいまいで自信はありませんが すぐ近くに単線の線路があり そこで一人旅をしている 名古屋から来た女の子と一緒にみんなで写真を撮ったような・・・? 私事でスンマセン! |
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No. 23 オシンコシンの滝 / 1988年08月18日 知床です。 北海道のトウモロコシは粒が大きくて甘くてなまらおいしいです。 焼きトウモロコシと湯でトウモロコシ両方を試してみました。 個人的には焼きトウモロコシの方が 一歩リード だったかな・・・。 |
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No. 24 知床横断道路 / 1988年08月18日 これから知床半島を横断し 根室海峡側へと抜けます。 知床の精霊たちもオイラたちを祝福してくれたのか バックに虹まで架けて場を盛り上げてくれ ました。
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No. 25 知床峠 / 1988年08月18日 見てくださいよ これ。 峠まで来たら雨ですよ雨・・・。 数分前まで太陽の下、やる気じゅうぶん「さぁ行くぞー!」 そしてジャパネットさんのように ”さらに”バックに虹までお付けしてもらってムード最高 「俺にまかせろ!」状態だったんですよ・・・。 No. 24 比較参照。 |
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No. 26 阿寒湖(阿寒国立公園) / 1988年08月19日 「まりもの 阿寒湖 昭和63年8月19日」ですね。 昭和63年といえばもしや阪神タイガース日本一 3周年記念の年だったのでは・・・。 |
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No. 27 松山千春さんの実家(足寄)/ 1988年08月19日 実を言うと松山千春さんの歌が大好きなんです。 起承転結のTとUを LP のレコード盤で持ってました。 その後は気に入った曲がリリースされるとシングル盤で購入。 もちろん45回転のドーナッツ形のやつです。 松山千春さんの Sing a song. って歌知ってますか? コカ・コーラのCMソングにもなりました。 オイラの場合、田舎など草木がいっぱいある静かな場所へ行くと何故かこの曲そしてこの歌が 始まるんです。 "Always." |
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No. 28 ワイン城 / 1988年08月19日 有名なところなので寄ってみました。 本音はここでワインを試したかったんですがバイクでこれから日高のケンタッキーファームへ・・・ それからさらに札幌まで走らなくてはならないので我慢。 近くにパン屋さんがあったので腹ごしらえにそこでパンを購入。 これがまたたまらなく GOOD でした! 北海道の食べ物ってどうしてなまら美味しいんでしょう? |
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No. 29 日勝峠 / 1988年08月19日 向かって左側中央付近を見てくださいな。 「北海道のお土産にテレホンカードはいかがですか?」
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No. 30 ケンタッキーファーム / 1988年08月19日 ”北海道初上陸”もこれで最後となります。 この後 札幌まで走り ビジネスホテルで1泊します。 明日は小樽港からフェリーに乗船、そして新潟港へと向かいます。 〜最後に一言〜 先頭のバイクにまたがり左手で THUMBS UP しているのが友人ミツです。 彼がこの旅(北海道初上陸)のすべてを SET UP してくれました。 もし彼がいなかったらこの旅は成功どころか存在さえしなかったでしょう。 「ありがとう、ミツ!」 "Thank you so much." |
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No. 31 フェリーの乗船券 ”北海道初上陸”で使用したフェリーの乗船切符の半券です。 行き: 新潟港〜小樽港 帰り: 小樽港〜新潟港 とりあえず ご報告まで。 |
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