AUDI TT @


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2024年04月10日
チャージエアー プレッシャー センサー

        極稀だが、アイドリング時にエンジンがバラ付く事が有る。 
        アイドルコントロールバルブが無いこの車、普通に考えれば、スロットルが怪しい。 スロットルを見るが、バタフライバルブに異常が
        有る訳でもなく、ブローバイガスが溜まっている訳でも無い。 エラーも出ていない。
        関連するのは、エアフローセンサー、MAPセンサーぐらいだろうか。 燃料系は、燃ポンを除いて全て交換しているし、点火系もプラグ
        交換してるし、ダイレクトIGも問題は無い。

        エアフローセンサーは一度洗浄済みで、異常が有れば常時エンジンはバラ付く筈。 残るは、MAPセンサーぐらいか。
        マニュアルを見ると、チャージエアー プレッシャー センサー( CAP )との名称で有った。 
        取り付けられている場所は、インテークチャンバーかと思ったが、インタークーラーの頂部だった。( 変な所に付けるな
        つい先日、フロントカウルを外した際、” ホイールインナーアーチを取り去った時インタークーラーはアクセスできるなあ ” と思っていた。
        そこで、面倒だがホイールインナーアーチを外した。  が、 見えん、 何処にCAPが有るんだ ?


        ライトで照らすと、下写真の ←奥 ! 上部にはヘッドライトユニットが有るし、矢印の所には鉄板が有るし ... 大体何だこの鉄板は
        この鉄板さえ無ければ、手が届くし  .......  

        駄目だ、フロントカウルを外さない限り、CAPにアクセス出来ん ! 
        CAPセンサーってさあ、 エンジンコントロールには、最上位層に位置する重要なセンサーなんだよね。 それが、厄介な所に鎮座してる。
        設計陣のセンスの無さが見える。     はあ  ....  泣ける





        フロントカウルの外し方の要領は得ているのだが、やはり面倒。 この際、この間空けた穴の拡張もして置くか。
        ヘッドライトユニットを外して、横にずらす。 ←の位置にCAP。 取付はネジ ! ボルト使えよ、センサー上部からしか緩められないし
        舐めたらどうするんだよ。


 


        取り外したセンサーは、予想通りのオイルまみれで、オイルが滴り落ちる状態だった。 圧力センサーの開口部は、↓下にΦ0.5mm程
        の穴が空いているのだが、ここもオイルで埋まっていた。 アルコール洗浄をして、オイルを洗い流した。














         この圧力センサーは、国内一社で調達出来るが、何時まで在庫が有るのだろう。 
         センサーを取付、エンジンを掛ける。 おっ 元気よく始動するじゃないか。 これで、燃費にも効くはずだし、回転の上昇もスムーズ
         になるな。





         < その他 >


         キャニスターのパージフィルターが終わっていた。








         どうせパージだし、こんな部品は売ってないので、スポンジカスを撤去し、筐体だけ装着して終了。


         さて、穴拡大作業。





         ラジエータへの導入を妨げず、エンジンルームに外気を導く為に、遮蔽板を設置した。 簡易なウレタンだが効果は有るだろう。





         後は、エアクリへの導風板設置。
         現在の外気流路は、下の赤線の経路(エンジンルーム下面に向けて)が有る。 元々バンパーに有った吸気口は塞がれていたので
         この経路に外気を導入させる意味は無い。 なので、ここを塞いで、青線の経路のみとさせる。
         尚、写真手前は、ホイールインナーアーチで塞がれる。





         遮蔽する部分は、下写真の四角で囲った部分。





         ここも、ウレタン板で遮蔽した。





        さて、フロントカウルを装着する前に最終確認を。 下〇部の締結バンドが緩んでいたので、締め上げて置いた。
        経年変化で、他の部分も緩んでいると予想される。








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