| 左目が黄斑変性との事で、ピントが合わない。 運転していても、左側は見えているのだが、明瞭では無くなった。 そうなると、左前方の視野を遮る物全てが気になる様になった。 ルームミラーの位置を変えたのも、その為。
遮る物が、もう一つ有る。 それが、ワイパーブレード。 左フェンダーに重なって、左前方の隅が見えない。 体が感覚的に覚えているのが普通なのだが、視力が衰えると感覚自体が変になる。
試しに、下写真の赤線までブレードを下げると、車内からフェンダーが見える事を確認した。 ただ、ワイパーが動いた時、今までの掻き方と真逆になる。拭き斑が出ないだろうか ? 不安はあるが 試さざるを得ない。
となると、ブレードホルダーを変える必要が有る。 現行のホルダーを、180°回転して取り付けると( 下写真の青線 )、ブレード自体がアームセンター側に移動し ウインドーの上部まで、ブレードが届かない。 これでは、視界が狭くなり駄目だ。 どうしても、赤線で示した形状のブレードホルダーが必要となる。
探したが、残念ながら、国産品では無かった。 他国製では有った。 多可がブレードホルダーなので、注文した。 品物が届いてから、検討してみる。
2023.6.1 日 更新
ブレードホルダーが届いた。 メーカー名は不明。 寸法は、ほぼ一致していた。 ( アーム取付穴の位置、ブレード固定用のU字フック部等 ただ、厚みが違う。 国産メーカーは、1.9mmに対して、1.3mmと薄い。 それを補うリブ形状が有るので 剛性面では問題無いだろう。
期待通り、ブレードがアームの向こう側に行った事で、前方左フェンダーが見える様になった。 小さな事だが、スッキリした。
当然の事ながら、ブレードは地面方向に移動したので、フロントウィンドーと面一となった。 これは、予想していたので、現行のブレード長 600mmを、575mmに変えて対処する。 ブレードが来次第 掻き斑が出るかどうかを確かめる。
< 備忘録 >
別案も有ったが、忘れて再度考えない様に書いておく。 それは、アームの始点を運転席側に持ってくる方法。 モーターを逆転させるか、ワイパーリンクをシンメトリーに組み替えるか。 LHDでは、シンメトリーとマニュアルに 記載されているが、実際にスペースを見ると、それはかなり面倒である事が解った。 それでは、モーターを逆転させるかだが、ワイパー駆動のLow/Highの切り替えがモーター内に組み込まれて いることから、どうもDCブラシレスモーターと思える。 そうなると、逆転は無理。
2023.6.4 日 更新
ブレード長 575mmが届いた。 サイズは、ジャスト。 拭き斑のテストを行ったが、拭き斑も無く、ブレードのビビりも無し。
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