エリーゼ(電子関連)


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2023年06月10日
音響


          シートのヘッド部にスピーカーが有れば、良く聞こえるし音量も下げられる。 さらに臨場感も増す。
          静かな高級車では当たり前となっているシート内蔵スピーカ。 しかし煩いエリこそ、耳元のスピーカは有効ではないのか ?

          そこで、ツイータで試してみようかと。 確か、K社の物が有った筈   .......  見つからない !
          有ったのは、音量が無い ( 蚊が鳴くような音しか出せない ) ツイータが有った。 これで、試してみる。
          リアスピーカから分岐させて繋げる。 試しなので、下の様に宙ぶらりんの状態で聞いてみる。

          おっ! 効果アリ 。  ツイータか、小型スピーカを選定してみよう。






             < リアスピーカの現状 >


               ミッドレンジとツィーターが一体となっているスピーカ。 回路が下。
               6dB/octと、一般的なネットワークが入っていた。 カットオフ周波数を計算すると、

               ミッドレンジ :  fcl = 2.4kHz   ツイータ : fch = 7.1kHz となっていた。

               fcl = 1/2πRC    fch = R/2πL

               計算すると、クロスオーバーが、4.2kHzと、なっている。 有る資料を見ると、ウーハーから出る中域・ボーカルを
               重視する場合、クロスは高め、4〜5kHzに設定し、ツィーターは、7kHz〜10kHzあたりの組み合わせが多いとの事。
               現在のスピーカの設定は、正に この通りとなっている。
               ただ、好みで言うと、中域が立ち上がっている音色は喧しくなるので、LPFはもっと下に設定したい。 これは、後程
               コイルを取り寄せて検討する。









             現在のスピーカ特性は、 緑 : LPF特性  青 : HPF特性 と、なっている。
             さて、設置場所の制限があるので、ツイータを購入した。
             購入したツイータの特性は、 黄 : HPF特性( C=3.9μF )。 これだと、高音側がパワー不足となりそうな感じ。
             因みに、fch = 10kHzとなる。





             ネットワークは、C=4.7μFに変えた方が良さそうだが、ノーマルのまま取り付けて、まずは試聴だ。





             試聴してみると、やはり音量が小さく シャカシャカ音も耳障り。 また、ツイータを手で包まないと、まともに音が聞こえない。
             面倒だが、エンクロージャーを作るしかなさそうだ。 座席後部に設置するので、なるべく小さく作る必要がある。




2023.6.13日 更新


             設置場所のスペースを測って、その後は、なすがままに作ってみた。





             スピーカの外径 Φ46mm きっちりで、穴を開ける。 スピーカーを耳元に近づけたいので、背面は傾斜を付けカット。
             後は、塗装 2回、ニス 1回が下の状態。 ニスは乾くまで最低でも半日かかる。 乾燥を待って#320で研磨した後
             2回目のニス塗装で終了となる。 待つ時間が辛抱溜まらん状態になるが、待つしかない。







2023.6.14日 更新


             設置した。
             座席毎に、L/Rのスピーカを付けるのが普通だろうが、座席後部には反対側のスピーカ設置した。
             腰辺りのスピーカと、今回設置したスピーカで、座席辺りのステレオ感を出した。








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