エリーゼ(機構関連)


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2023年06月22日
幌 検討/検証

            昨日 幌を外して2時間程散歩をしたのだが  .......  こんなに 風の巻き込みが酷かったっけ ?!
            帽子は、飛ばされそうになるし、帰宅したら 目がドライアイ状態で痛い( 次の日一杯 ゴロゴロ感が残った )。
            オープンは、車体の雑音が減少して気持ちが良いのだが、これじゃ、辛過ぎる。

            余りオープンにする機会はないのだが、無い知恵絞って対策出来ないかと思案  ........
            昨日は、リアウィンドー装着 & 窓は閉めている状態なので、これが現状の ” 風巻き込みの限界 ” となる訳だが。
            巻き込みは、リアから巻き込みも多いが、フロントウィンドー端から入り込む風の方が多いと感じた。
            いずれも、直接入り込む風か、車体から離れた風が、再び巻き込む渦に因るもの。


            < 後部からの巻き込み >

            リアウィンドーが有るにも係わらず、これを超えて入り込んでいる。
            エリーゼのフロントウィンドーは、かなり寝ている。 エンジンルームの上から、リアウィンドーの上端までの高さが高ければ
            エンジンルーム上に発生する負圧に因って、フロントウィンドー上部を離れた渦は、車体側に引き寄せられてしまう。
            そして、引き寄せられた渦はリアウィンドー辺りに留まり、車内に入り込む。
            この負圧を減少させれば、フロントウィンドー上部を離れた渦は、そのまま車体から離れて、後部からの巻き込みも減少する筈。
            高さを測ると、23cm程。 この高さを減少させる為には、黄色線の遮蔽板を付ければ良さそうなのだが ......





            エンジンフードは開ける必要が有るので、制限が生じる。 エンジンフードを目一杯開けて、間隔を調べて見る。
            水平方向の間隔 : 7cm  垂直方向の間隔 : 5cm    水平方向は、たった 7cm かあ   効果薄そう
            物は試しだ、板切れでも張り付けて効果を見てみるか。


 



            次は、フロントウィンドーからの入り込み。 直接入る風と、巻き込み風が有る。
            ウィンドーの上端から離れた後の渦を車内に入り込まさない様に、幌を付けてみるか ?  気泡緩衝材を型取りをして
            張り付けて実走行する事にする。


 


             ルーフサポート( Bow )を張った状態では、その部分前方に凹みが出来る。 さらなる渦の発生が予想されるが、車体上空に
             抜けるんじゃないだろうか ?








2023.6.23日 更新


             まずは、仮幌のみの状態で走行してみる。

             結果 : 60km/h 以下の状態では、車内に入り込む風は微量。 70km/h を超えると、髪の毛が動き出すが乱れは無し。
                   これなら、オープン走行は楽しくなるだろう。


             次に、エンジンルーム上方に、負圧減少を図る遮蔽版を付けて見る。

             結果 : 60km/h 以下の状態では、変化無し。 70km/h を超えると、多少効果が感じられる。( 速度域が高い方の効果
                   作るなら、アクリル板を使用する。 ロールバーのカバーに沿って曲げて配置すれば、寸法は小さくなり、見栄えも
                   左程気にはならなくなるだろう。そして、効果は出てくると推測する。





              仮幌の効果には、驚いた。 早速、部材を調達して作って見る事にする。




2023.6.26日 更新


              生地は、キャンバス地を選択。 色も迷ったが、鮮やかな ファーグリーンにした。 派手な方が良いだろう。
              届いたキャンバス地を触ると、 薄い ! 裏表の2枚構成で考えていたが、3枚重ねないと強度不足だ。
              しかし、裁縫は苦手だ。 ミシンを使おうとしたが、糸目が上手く出るとは思えない。 まずは接着で作った後、見栄え、強度
              に満足しなければ、ミシンを掛ける事にした。





              接着剤が生地目から出てきて  ......  所々 斑が出てしまった( 泣





               3M スプレーのり 111を使用したが、強度的には十分だろうか。 剥げたら、ミシンを掛ける。
               ジャンパーホックも同時に発注していた。 生地に穴を開けて、治具で加締めて固定する。









2023.6.27日 更新


              材料で、一つ困った物が有った。 それは、幌前方に有る プラスチックの嵌め板。 色々使えそうな材料を探したが
              そのまま使える物が無かった。 PP板の厚い物を削りだせば出来るのだろうが、そんな手間暇を掛けたくは無い。
              そこで、頭に浮かんだのが  .....  不要な幌を持っている方が居たではないか。 そこで、頼み込んでGet !
              持つべきは車仲間。 有難う御座います。
              微妙に湾曲していて、段差が有るプラ板。 段差が有るプラ板自体、これが無いんだよね。





              搭載する位置を、オリジナルの幌に載せて確認後、接着する。





              乾燥後、実際に車体に取り付けて、ジャンパーホックの位置を確認し、下穴をポンチで打ちぬく。
              治具を使って、ジャンパーホックを留める。





 


            一応形にはなったが、仕上がった訳では無い。 やはり、幌の縁はミシンで、かがり縫いしないと見た目も耐久性も劣る。
            仮実装が、下。 接着で作った幌、接着剤が染み出て汚い。 使用して満足すれば、接着無しで再挑戦するか ?



< 前方から >



< 後方から >



< サイドから >






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