| エンジンルーム内のクーリング関連の見直しは終了した。 折角LLCを抜いた状態なので、フロント周りを確認していた。 クーリング関連に問題は無かったが、A/Cの漏れを確証した。 やはり、緑の〇部だ。
配管図では、簡単にアクセス出来る様に思えるが、実際には下。 上側に低圧のリターンパイプが有り、漏れ出ていたのは 下側の高圧パイプのジョイント部。 ブレーキマスタシリンダーを外さないと駄目かと思ったが、トルクスに延長ソケットを咬ますと 何とかアクセスが出来た。 ただ、取り外すのは出来ても、組み立てで地獄を見るのは目に見えてはいるが。
取り外す際、非常に気になった事有り。 ジョイント部から離れた場所で、低圧パイプの下側に、この高圧パイプが入り込んだ 状態で設置してあり、上から下への異常な押し付け力が掛かっていた。
取り外したパイプのジョイント部に、紫外線を当てると全体が黄色く光っていた。 写真では、上手く撮れていないのだが 一部黄色く光っているのが見えるだろうか。 原因は、Oリングの劣化だろうが、妙に変形して潰され 端が切れていた。 これは、取り外す際に気になっていた、異常な押し付け力に因る変形だろう。
< パイプ部 >
< ジョイント部 >
組み立て時に解った事だが、パイプの位置決めに問題が有った様だ。
組み立て時、ジョイント部にパイプを垂直に挿入しながら、Oリングに余計な力を掛けない様に組み立てていくと、低圧パイプと 高圧パイプが接触せず、且つ余分な力も掛からず自然な状態で組みあがった。 これは、作業者の組み立てミスと推測される。
さて、これで漏れは無くなったのだろうか ? 真空引きしてみる。
結果、漏れは無くなった。 これで、コンプレッサーの漏れ( シャフトシール )のみに集中出来る。
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