| 速度センサーは、後輪ハブに有る。 純正の歯数は、42。 他のハブを使用した場合、歯数が異なって来る。 歯数が異なる = メーター上に表示される速度が異なって来る。 歯数が少なければ、メーター上の速度は低く表示されてしまう。 なので、F−F コンバータが必須となる訳だが、市販されているのは、タイヤ径が変わった場合の補正で売られているもの。 しかし、これでは補正幅が少なく、補正しきれない場合も有るだろう。
以前、28から42の補正回路を作った。 これは、周波数を一旦電圧に変えて、電圧を調整した後、周波数に変換するアナログ回路。 これでも変換出来るが、温度依存性、経年変化、変換した周波数のDUTY比が速度が上がるにつれ極端になり、オリジナルメーター の内部回路では受け取れなくなる可能性も有る。( この場合、内部回路のコンデンサーを変える必要がある )
上記の懸案事項を払拭させるには、デジタル化させる以外に無い。 久々に、プログラムを組むか。 二つアルゴリズムがあるが、どちらが旨く行くか? まずは、比較的簡単な方法でプログラミングしてみたが、高周波側の精度が落ちてしまう。( メーターの速度にして、200km/h 以上の精度が出ない ) 色々と工夫してみたが、旨く行かない。 諦めて、もう一方の面倒なアルゴリズムで組んでみる。 ちょっと難しかったのは、演算速度を上げないと計算が間に合わない。演算速度を上げると、今度は入力周波数が遅いものだから 周波数を測定する為のタイマーが足りない。 どちらも満たす方法を見つけるのに苦労した次第。
で、デジタル方式の、F−F コンバータが完成した。 二日掛かったので、¥100,000 かな。 ( 嘘
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