| 足回りの点検をした所、一点問題が有った。 それは、フロント右側の ボールジョイント。 日頃活躍している車なので、持った方かな。 早速部品の発注をせねば ......

部品発注と書いたが、この車25,000kmしか走っていないので、ボールジョイント部にガタは無い。 そうなると、ブーツだけ交換すれば、作業は非常に楽になる。ただ、ブーツのみで購入できるかが鍵となる。 しかし、それが叶えられない場合は、現状持っている工具を駆使してボールジョイントの脱着を考えなければ ならなくなる。使えそうな工具は、ギアプーラーとか、ハブ脱着工具ぐらいしかない。 作業はし辛いだろう。 ボールジョイントを購入して、ブーツだけ剥ぎ取る手もあるが はてさて ....

2024.12.4日 更新
パーツ屋に確認した所、” ブーツ単体の品番設定はありませんでした ” との回答。 無い頭使って、ボールジョイントの脱着をせざるを得ないのか .....
2024.12.6日 更新
ボールジョイントが届いた。 この寸法なら、あの工具が使えるか ?


こんな感じで、抜いて、圧着して ..... スペースさえ確保出来れば、出来そうだ。

2024.12.9日 更新
上の工具では抜けない事が判明。ギアプーラーも駄目。 transverse control arm ( ロアアーム )先端のボールジョイント周辺が極端に狭く、工具の固定が出来ない。 いっその事、ロアアームを取り外す事を考えたが、プレス機が無い為 断念。タイロッドエンド、スタビの固定を 解いて、作業スペースを確保する。

自由になったボールジョイントの動きが下動画。もう、クニャクニャで終わっている。因みに新品では両手で 押さえてもビクリともしない。
https://youtu.be/AoyF5BjtYn8
さて、抜く工具だが、結局旨く行ったのが、ベアリングプーラーだった。

ベアリングプーラーの固定で、厳しかったのが下写真。ロアアーム先端にアルミ板を 2mm引っ掛けて固定。 SSTが有れば簡単なのだろうが、DIYでは工夫が必要。

抜けると、ボールジョイントは下に落ちる。

部品の比較だが、交換品は、ローレット加工がしてある。一方、純正品は、ツルッツル。 圧入時は、交換品の方が力が要らなそうに思えるが ......


今度は、圧入作業だ。色々と工夫して辿り着いたのが、アルミ板に穴を開けて工具を固定する。



圧入は、抜く時より力が要る。ロングメガネ(500mm)を用いたが、10kg m程掛かった。 圧入後は、付属のCリングで固定する。( 純正品は、Cリングは無い )

< 完成 >

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