Smart


トップへ
戻る
前へ
次へ



2024年12月03日
足回り点検と交換

         足回りの点検をした所、一点問題が有った。 それは、フロント右側の ボールジョイント。
      日頃活躍している車なので、持った方かな。 早速部品の発注をせねば ......





      部品発注と書いたが、この車25,000kmしか走っていないので、ボールジョイント部にガタは無い。
      そうなると、ブーツだけ交換すれば、作業は非常に楽になる。ただ、ブーツのみで購入できるかが鍵となる。
      しかし、それが叶えられない場合は、現状持っている工具を駆使してボールジョイントの脱着を考えなければ
      ならなくなる。使えそうな工具は、ギアプーラーとか、ハブ脱着工具ぐらいしかない。 作業はし辛いだろう。
      ボールジョイントを購入して、ブーツだけ剥ぎ取る手もあるが    はてさて ....








2024.12.4日 更新



       パーツ屋に確認した所、” ブーツ単体の品番設定はありませんでした ” との回答。
       無い頭使って、ボールジョイントの脱着をせざるを得ないのか .....





2024.12.6日 更新



       ボールジョイントが届いた。 この寸法なら、あの工具が使えるか ?


 



 


       こんな感じで、抜いて、圧着して  .....  スペースさえ確保出来れば、出来そうだ。








2024.12.9日 更新



       上の工具では抜けない事が判明。ギアプーラーも駄目。
       transverse control arm ( ロアアーム )先端のボールジョイント周辺が極端に狭く、工具の固定が出来ない。
       いっその事、ロアアームを取り外す事を考えたが、プレス機が無い為 断念。タイロッドエンド、スタビの固定を
       解いて、作業スペースを確保する。





       自由になったボールジョイントの動きが下動画。もう、クニャクニャで終わっている。因みに新品では両手で
       押さえてもビクリともしない。

https://youtu.be/AoyF5BjtYn8



       さて、抜く工具だが、結局旨く行ったのが、ベアリングプーラーだった。





       ベアリングプーラーの固定で、厳しかったのが下写真。ロアアーム先端にアルミ板を 2mm引っ掛けて固定。
       SSTが有れば簡単なのだろうが、DIYでは工夫が必要。





       抜けると、ボールジョイントは下に落ちる。





       部品の比較だが、交換品は、ローレット加工がしてある。一方、純正品は、ツルッツル。
       圧入時は、交換品の方が力が要らなそうに思えるが ......












       今度は、圧入作業だ。色々と工夫して辿り着いたのが、アルミ板に穴を開けて工具を固定する。











       圧入は、抜く時より力が要る。ロングメガネ(500mm)を用いたが、10kg m程掛かった。
       圧入後は、付属のCリングで固定する。( 純正品は、Cリングは無い )


 



< 完成 >






トップへ
戻る
前へ
次へ