材料の検討 および 各部分のつくり方     本文へ戻る
1 缶について
@ ステンレス製の缶  
  ステンレスは熱伝導が悪いので、高温部と低温部をつくりやすい。今は100円ショップで探すのは大変である。100円ショップや、一般店で手に入るのは、次のものである。
   
 
A スチール製の空き缶  結論から言うと、Cの缶がよい。  
利用できるスチール製空き缶は、次の280g用 と 190g用である。
 
 
  280g用より、190gの方が、口のくびれが少ないので、スチールウールピストンの太さを調節しやすく、また中に入れやすい。
  つなぎ目のある缶(BとD)は、質量が少し大きいので、熱容量が大きくなり、うまくいくが、つなぎ目があるので、何回か実験しているうちに気密性がなくなる。
 AとBは、スチールウールが2ついる。CとDは、1つである。
2 ローラー部分の作り方
アルミ缶が丁度うまく、スチール缶にかぶせられるのでよい。
  ○アルミ缶の底部を切り取る。
○アルミ缶とスチール缶の中心に穴をあける。
 ※穴をあけないとかぶせられない。
○スチール缶のプルタブの所を少し取る。
 ※あとで通す軸のじゃまにならないようにする。
○輪ゴムやプラダンを取り付ける。
3 本体の作り方    針金を利用するのが、簡単で安価でよい。 
空き缶CとDを使ったときの作り方
 ○ 木板を15cmに切り、13cm間隔で2mmφの穴をあける。
2mmφの針金を右図のように曲げる。
針金を木板の穴に通し、端を曲げる。
ゴム管を通して針金を固定する。 
おもりを通し、ローラーの穴に差し込む。
少し開いた針金をきちんと直す。 
ラチェットを取り付ける。