2003年



8月/9月
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8月27/28日  南アルプスM川本流  曇り時々晴れのち雨  水温10〜12度    
今年も恒例のキャンプ&フィッシング。でも友人も含め仕事が忙しく今回は1泊のみ、しかも8月末になってしまったが、お盆前後は大雨でどこも釣りにならなかったことを考えると、運も良かったのかもしれない。などと週間天気予報をみながら喜んでいたらなんと出発前日から豪雨、大雨注意報発令と信じられない状況になってしまった。当日も夜半からの強い雨に参ったなこりゃ状態。それでもとにかく現地まで行ってみることにして、雨の中MTB含め荷物を積み込んだ。もちろんびしょぬれだ。

今年も長野の渓を目指す。中央高速を走っている内に正面がだんだん明るくなり雨も上がってきた。友人が自分は晴れ男でいつも何とかなってしまうという。期待しよう。しかし天気予報では今日も60%雨だ。林道に入ると昨夜までの豪雨の名残か小さな沢が何本も道路を横切っていた。土砂崩れの跡も3カ所ほどあった。これ以上降らないことを祈りながら上流へとすすむ。ここは逃げ道がないから。

車止めの近くにテントも張れる駐車スペースがあるので今回はここをテン場とした。先行者らしき車とテントがみえたがどうやら登山客らしい。時折青空も覗きなんとか空はもっているが、問題は川である。当然かなりの増水、濁りもかなりありドライは辛そうだ。しかしここからMTBで更に上流を目指すので濁りは多少取れるだろうと都合良く考えてテントの準備だけし、出発する。

←途中の林道脇からこんな流れが道を横断している。ここはいつも水があるようで苔沢といった感じ
涼しさがあってなかなかいい。

30分ほど走ったところで入渓。やはり増水でイワナがフライに出ることのできる流れが少ない。濁りは下流ほどではなく、水深のあるところは別としてかろうじて出来る状態。まあとにかくやってみようということになり、私は流れから離れて岸際の緩やかなところや石裏のタルミなどを中心にフライを落とす。しかし反応はない。

友人のルアーマンが最初の大きなプールを攻めるといきなり良型がヒット!27,8cmの完全なヤマトイワナだった。白点は全くなく、オレンジのドットがあざやかだった。同じポイントから3尾を引き出した。これは幸先が良いと期待したが、フライはやはり厳しく通常なら出ておかしくないようなポイントでも反応がない。対岸の小さなタルミにパラシュートキャストすると良型が飛び出すことが数回あったがすぐにドラグがかかってしまい喰いきれない状態が続く。

ルアーにはポツポツと反応があるがスタートの様な訳にはいかず、釣り上がるに連れ反応が落ちてきた。さらに追い打ちを掛けるように川が濁りだした。土砂崩れでもあったかのように釣りにならない濁りになってしまった。しばらく様子をみているとまた濁りが薄くなったので再開。少し経つと又濁りが...。どうやら上流で工事でもやっているようだ。上流部はあきらめて少し下流にもどり、来る途中で魚影を見かけたポイントを攻めてみたが反応無し。明日になれば水量も落ち着くだろうと本日は終了とした。

しかし夕食に入る直前から突然の豪雨となり、このまま降り続けたら川はもちろんだが土砂崩れで帰路を閉ざされるおそれもあり、本気で下山を考えたが、1時間ほどでぱったりと止んだのと、酒の勢いもありそのまま寝てしまった。朝まで降らない保証はないのだが。

翌日目が覚めると雨は降っていないことと、周囲が乾いていたのでどうやらあのまま空はもってくれたようだ。晴れ男の神通力恐るべし。ゆっくりと朝食をとり早速出発する。昨日終了した地点の上流を攻めてみることにした。天気は曇り、多少の雨はあるかもしれないがコンディションとしては悪くない。水量と水色は申し分ない状態となった。昨日のヒットポイントを試してみるが反応がない。水温が10度とかなり低いせいか。昨日は日中だったこともあり増水はしていたが気温はやや高かったので、時間がたてば活性も上がるだろうとしばらくはガマンの釣行が続いた。

しかし今日は様子が違いルアーも追う様子がない。魚影が感じられない。このエリアにはいないのかと思えるほど反応がない。ただし渓相は申し分ない。活性の問題だとしたらこの渓相であればかなりの期待が持てる。フライ、ルアーともに1尾ずつという状態。昼を過ぎても状況が変わらないので昨日釣果のあったポイントへ戻ることにした。友人がヤマトをヒットさせたポイントを今度は私が攻めてみる。距離を置いてロングキャストする。よいところにフライが落ち流れにのる。バシュッと本日で最もはっきりしたアタックがあり合わせと同時にぐんぐんと引き込む強い力に良型を確信。ヤマトの期待がかかる。下流側に回り込みネットにおさめると、昨日友人が釣った魚ではないかと思うほど完全なヤマトイワナだった。サイズを測ると26cm、昨日の魚より少しちいさいのでこれは別。同じポイントにこれだけいることを考えると、上流部にいないわけがないとあらためて感じてしまう。

今回は天候のことから釣果はそれほど期待していなかったこともあり、最後に久しぶりのヤマトイワナとの対面、ふところの深いこの川でのキャンプ&フィッシングができたことで8月最後の休日を楽しく過ごすことができたと思っている。9月に上流部を再確認することと、十分立派な渓相の中流部をなんとかやってみたいと思う。
左:友人の28cm

右:私の26cm


8月02日  南アルプスN川本流  晴れ時々曇り  水温16度    
先週、水温が低く活性が悪かったものの魚影を感じていたので、土曜日ではあるが再び南アルプスを目指すことにした。8月に入り夏山も賑わうだろうとは思っていたが、6時30分に現地に着くと川の両岸にある駐車スペースはほぼ埋まっていた。かなり奥に誘導されたがなんとか場所は確保でき、ほっと安心。しかし登山愛好家のみなさんのエネルギーにはさすがにタフで鳴らす私も脱帽してしまう。

多くの車の中には釣り人らしき影も多くみられる。今日はどうなることやら。徒歩でしばし歩いて川に入った。当然のように先行者がある。今日は所用で釣りの出来る時間が午後1時半までと短いので休憩してインターバルをというわけにも行かない。仕方ないので下流に戻ってしばらく様子を見ることにした。下流部は多少水は多いがコンディションはそれほど悪くない。ただしこちらにも釣り人が、それも一人ではない。竿抜けしそうなポイントを拾いながら釣り上がる。

反応はあまりないが小型がフライにはアタックしてくる。ただしフッキングはしない。良型はどこにいるんだろう。2時間ほどたったが小型が1尾ヒットしたのみ。やはり上に行こう。少し間があいたのでいいかもしれないと都合良く考え、上流に向かう。渓相は素晴らしく、開きをみると魚が飛び出しそうな気がするがいきなりキャストしても魚は出てこない。先行者の影響とまだ活性が上がりきっていないせいかもしれない。

白泡の切れ目あたりを意識的に狙っていると、下から黒い影が出てきてフライに飛びつく。ヒット!サイズは20cm程と小振りだが同じパターンで白泡の下から次々と出てくる。ここからは久しぶりの爆釣モードへの突入となる。前半は小型中心であったが、気温の上昇とともに活性も上がってきたようで、タイムリミットの2時間前あたりからここと思ったポイントから8寸以上のイワナが次々とフライをくわえる。一つのポイントから2尾以上が出るという久々の爆釣でカウントは途中でわからなくなってしまった。サイズも見事に変わり、小型はまったくヒットしなくなった。

フライは夏の定番パラアントだが、今回は半沈みタイプが最も良かった。フォームビートルも用意していったが、こちらは反応今ひとつで、今日はアントがドンぴしゃだった。時間的にもう少し余裕があれば尺クラスに出会えたかもしれないと思える1日だった。得てしてこんなものである。次回のお楽しみにとっておこう。

しかしニューロッドへの入魂にしては出来過ぎだ。もしかしてロッドのせい? 

マウスを載せると拡大します。後半はこのサイズがミニマム。





本日のアタリフライ。半沈みがポイントです。それとこのタイプのバーブレスはバラシが少なく使いやすい