NZreport
3日目(幸運の3日目のつづき) まだいるはずだがライズがおさまってしまった。少しポイントを休ませてみようと,ここでランチタイム。気が付けば空はすっかり晴れ上がっている。降りそうな空模様だったので日焼け止めを塗ってこなかったことと、防虫スプレーも忘れていた。腕が日焼けですっかり赤くなっている。そしてサンドフライも...。夢中になっていたのでどちらも気付かず,あとで苦労することになる。凍らせてあったミネラルウォーターが特別うまい。Bさんにもらったニュージーランド米のにぎりめしがこれまた旨い。こちらの米は旨い上に10kg500円と土産にしたいくらい安い。 食後は再び先ほどのライズを狙う。間隔は長くなったがまだライズはある。タイミングを測ってキャストするが出ない。Bさんがその上流のポイントでもライズを見付けた。距離を測ってしっかりキャスト。しかしこちらのライズはなかなか出ない。何度目かでようやくヒットしたがフッキングが浅かったのかバレてしまった。このあとはライズがおさまってしまった。 この後もポイント毎にヒット,キャッチ,バラシの繰り返しだったがいずれにしても最後の日はNZのすごさを十二分に満喫することができた。運が良かったとしかいえない。1日早かったら悲惨な結果になっていたかもしれない。増水,濁り,天候などいろいろな要素がからんで,たまたまこの日魚に活性をもたらしてくれたのだと思う。 最後に,ガイドのBさんに本当に感謝してロッドを置きました。 ちなみにオークランドへの移動日である翌日は嵐のような荒天でした。 あとがき 振り返って見れば3日目が全てのように見えるが,釣れなかったポイントもタイミングさえよければ3日目のようになる可能性は十分にある。今回できなかったサイトフィッシングと湖のナイトFF,そして上流部の渓流と機会があれば再びチャレンジしてみたい。 最後に,今回のタックルシステムとフライ,そしてこれから行かれる方へ,ガイドのアドバイスと私のように初釣行の場合の注意点をいくつかご紹介します。 タックル ロッド 川では#5 フローティングライン使用 ポイント1:距離を投げませんからティップが堅めのファーストアクションのロッド は向きません。ラインを一番手上げるというガイドのアドバイスは正解 でした。 (勿論入る川にもよりますが) ポイント2:重いニンフやダブルニンフに慣れていない人は、レッドワイアをたっぷ り巻いたニンフの下にトレーラー状にもう一つニンフを付け,1m程上 にインジケーターをつけてキャスティング練習 をしておくといいでしょう。 湖では#6 インターミディエイトからタイプ2くらいまでのSTライン使用。 リール アンチリヴァースでないもの ドラグがきくもの ライン 派手な色のものは避けた方が良さそうです。 フライ ドライ ロイヤルウルフなどのウェスタンタイプがいいようですが,キャナルのようにか なりセレクティブなフィールドもあるので、事前に調べて多めに用意しておくのが 無難です。(または現地調達) ニンフ フローティングニンフは効果がありました。 ビーズヘッドのヘヤーズイヤー,MSCタイプのモシャモシャしたもの サイズは#12〜16位を中心に使いました。とにかく重くする。 その他 ブラックベリーは本当に凄いのでウェーダーは足周りが二重になったものなどを推薦。 羊より牛がすごいのでフンに注意。 サンドフライは刺された後がかゆく,かきすぎると痕が残るので予防は確実に。 紫外線はほんとに強いです。半日薄日が当たっていただけで両腕の皮がむけました。 日焼け止めも必須です。 気が付いたらまた付け足します。 フィッシングライセンスです。 1week ADULTで$28/nz(¥1400くらい)安い。 |