軽音OB会in丸亀



今年一番のイベントはやっぱり丸亀での軽音OB会かな。もう何日も前から楽しみで子供の遠足か修学旅行のような感じだった。どこの店で弁当を買って、酒を買うならこの店でと、前もって色々リサーチした。それがまた楽しかった。子供と大人との違いでいえば、行きの新幹線でビールにウィスキーにワインしこたま飲んだあとに、宿泊地の岡山でも3軒はしごしてしまったところかな。大人でもそこまで馬鹿はやらないか。ということはただの馬鹿?翌朝は食欲もないし、酒は見たくもない感じだった。しかし下津井のタコはすごく美味であった。

最悪の体調を押して友人のNの提案通り倉敷に移動、駅近くでレンタサイクルを借り、美観地区を散策。江戸時代を思わせる古い町並みが広がっていた。写真は大原美術館で、入り口にはロダンの作品が2体飾られていた。


堀というか運河には観光用の船が浮かび、菅笠を被った(被らされた?)人達を乗せて行き来していた。ここの様子はググッてみたらストリートビューでも見られた。ちなみに、近くにいた別の団体のガイドさんの話をちら聞きしたところ今本人が乗っかっているこの橋は日本のやんごとなきお方のためにわざわざかけたという話だった。


美観地区の外れに阿智神社という神社があり、この酒屋さんはその神社にお参りするための石段の反対側にあった。体調がよければ入っていって見学させてもらうのだけど、このときはちょっと無理だった。


石段を登って拝殿に着くと大きな注連縄が飾られていた。


この美観地区は古い建物がそのまま保存されていて、保存されたその家にそのまま人が生活しているものもあった。ところで美観地区散策中にNはタコ入りコロッケ、オヤジは牡蠣入りコロッケを食べた。これがまた旨かった。体調がだんだんと戻りつつあるみたい。


古い町並みに酒屋さんを発見。残念なことにまだ酒は見たくも、飲みたくもない。美観地区から倉敷駅に向かう途中で地魚料理と書いたお店があり、そこで昼食。当然のことながら下津井のタコも注文した(Nが)。


倉敷から丸亀に向かう途中、瀬戸大橋を渡る。車窓からは瀬戸内海。ところどころで渦を巻いていた。このような潮の速い所で育つ魚介類は身がしまって、そりゃ美味しいに違いない。


というわけで約束の時間、午後3時前に丸亀駅に到着。駅前の商店街は最近流行のシャッター街。


丸亀に来ての最初の観光は丸亀城。幹事のUがボランティアのガイドさんを頼んでおいてくれて、丸亀城建造にまつわる色々な逸話など聞きながら天守閣目指してぶらり歩きです。


同期のOB7人、本当はもう一人Mが来るはずだったんだけど、所用により欠席。残念です。それにしてもみんなすっかりおっさんになったね。


丸亀城の石垣。打ち込みハギという手法により築かれているそうです。もうひとつは切り込みハギ。ハギの違いについてガイドさんが丁寧に説明してくれました。この曲線。なかなか良いですな。


天守閣近辺から見た丸亀市街。讃岐富士を望むことができます。富士というからにはこの地にも富士信仰というのものがあるのだろうか?たとえば品川にある品川神社には富士塚というのがあり、富士登山の代わりとしてお参りしている。この讃岐富士はどうだろう?と、思って調べてみたらこの山は飯野山というちゃんとした名前がついていた。特に神を祭るような神社もないので、これは単にその形から通称で呼ぶようになったと推測される。


11月の始めで、季節としては晩秋。暑くなく寒くもなく観光には丁度よい。天守閣のしゃちほこが見えるだろうか。


最近はゆるきゃらブームでご当地のゆるきゃらがどんどん考え出され登場している。ここ丸亀のゆるきゃらは「とり奉行骨付じゅうじゅう」だって。なんかすげーね。


ここが宿泊先の琴参閣。大きなホテルで入り口入ってすぐ右には広々したロビー。左側には土産物屋があった。勿論天然温泉完備です。こんぴらさん参りにやってくる人々は大体ここに宿泊するんじゃないかな。


夕食は居酒屋で外食。喫煙組は別テーブルに隔離です。


まずは、ビールで乾杯。この頃になると体調も回復し。あれほど酒が見たくなかったのにガンガン飲めるようになっていた。再会を祝し、乾杯!

(続く)

  Day2