画法(オイルパステル)
まず黒地の用紙に向かい合い、イメージの浮かぶままに白のオイルパステル(クレヨン)でうっすらととある場所に線を少し描き、光、マッス(塊)の表現を線の集積で現し、指を使ってこすりながらグラデーションをつくってゆく。ほぼ全面にデッサン(空間、遠近、立体,構図等)全体のイメージが整ってきたら着彩を始める。
黒地に描くメリットは、その立体の浮き出し効果が著しいこと白用紙などに比べマチエール(質感)の可能性が豊かである。絵の世界観の深みが出しやすく、インパクトがあることが事が考えられる。
和風の作品に入り画法が変化(進化)しデッサンはせず、うっすらとした線から始り、うすく着彩しながら作品を創り描いていく。
39cm×56㎝
39cm×56㎝
オイルパステルとは棒状の油性固形描画材の一種で軟質のクレヨンに分類される。
クレヨンの主原料である着色顔料と蝋に加え液体油体質顔料を含むため軟らかく
画面上での盛り上げや伸ばしも可能で技法に富む