良い音を出すには・・・


音階ボタンの押し方を映像で紹介します。
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良い音を出すには・・その1

 どの弦楽器もそうですが弦をしっかり指で押して弦を固定することがよい音へと結びつきます。大正琴では指の代わりに音階ボタンで弦を押さえます。4〜5本(ユニゾン)の弦を一枚の金属片で押さえることになりますので構造上も不安定です。弦が音階ボタンでしっかり固定されているかを意識しながら演奏すると良い音が出ます。具体的には音階ボタンをやや強めに押さえるといいでしょう。

その時の注意点

 左手で音階ボタンをしっかり押すと、自然に右手にも力が入ってしまいます。
こうなりますと良い音というよりは、強い音になってしまいますし、リキミから演奏テンポもだんだん速くなりがちです。
 左手は常に音階ボタンをしっかり押し、右手は曲調に合わせて力具合を調節し弦を弾くようにしましょう。


良い音を出すには・・その2

 「良い音を出す」ということは余韻を綺麗にのばすということです。
さきほど音階ボタンをしっかり押さえると書きましたが、実はそのあとも大事なのです。音を2拍間のばすのでしたら、2拍間同じ強さで音階ボタンを押さえ続けることにより綺麗な余韻が響くのです。

その時の注意点

 実際の曲では音が上下に移動しますので音符分100パーセント押さえ続けることは不可能です。「可能な限り音階ボタンをしっかり押さえ続ける」・・・という気持ちで演奏されると良いと思います。


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