キリスト教 ひとくち Q&A 111-041004

Q:
聖書が教えている神はどのような神なのですか


A:
  ウエストミンスター小教理問答書の答えとして「神は、その存在と知恵、力、聖、義、善、真実において無限、永遠、不変の霊である」と言われています。一言でいえば以上のように答えることもできますが、これだけでは不十分でしょう。
 先ず覚えていただきたいことは、神は唯一の神であるということです。申命記6章4節には、「我らの神、主は唯一の主である。」といわれています。この「唯一」という言葉には、ただひとりの神という意味がありますが、また、比べることも出来ないと言う意味があります。聖書の神は人間が創った偶像の神々とは比べることができない、生ける唯一の神です(申命記32章39節)。

 更に、神は天地万物の創造主です。聖書の書き出しの言葉には「初めに、神が天と地を創造した」と述べられています。

 しかし、最も大切な事は、神は愛のお方であるということです。その愛の故に、イエスを、私たちの罪とその結果の永遠の滅びから救い出す為に、この世に遭わして下さったのです。神の愛は全ての人に注がれています。また決して変わることはありません。あなたもこの愛で愛されているのです。

 神を知る道は、聖書に聴くことですが、聖書において指し示されているイエス・キリストを知ることによって、私たちは神に出会い、神を知ることができます。

 あなたも是非、聖書を読んで下さい。真の神に出会うことでしょう。


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