キリスト教 ひとくち Q&A 108-040607

Q:
キリストが復活したという聖書の教えはどうも信じがたいのですが?


A:
 信じがたいのも当然です。イエス・キリストの復活は人間の常識や理性、また科学の常識を超えた出来事だったのですから。しかしイエス・キリストの復活は目撃者達の証言によって裏付けられたものなのです。
物事を証明する方法として2つの方法があります。1つは科学の実験のように、あろことを証明する為に何回も同じ実験を繰り返す方法です。そのようにして同じ結論がでれば、それは真実な結果として受け入れられます。もう一つは.事故や事件などのときに用いられる目撃者め証言、と言うものです。イエス・キリストが復活されたと言うことは、この目撃者達の証言によるのです。
 最初はイエスの12人の弟子達でさえ、誰ひとり、イエス・キリストの復活を信じられませんでした。トマスと書うお弟子さんは、イエス様が復活されたと言う事を聞いたとき、自分の目で見て、手で触ってみない限り絶対信じない、と言ったほどです。その彼にもイエスが現れてくださり、彼もイエスの復活の証人とされたのです。
後に、イエスの弟子となったパウロは次の様に述べています「私が最も大切な事として伝えたのは、私も受けた事であって、次の事です。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書に従って3日目によみがえられたこと、また、ケパに現れ、それから12弟子に現れたことです。その後、キリストは500人以上の兄弟達に同時に現れました。その中の大多数の者は今なお生き残っていますが、すでに眠った者もいくらかいます。その後、キリストはヤコブに現れ、それから使徒たち全部に現れました。」(Uコリント15章3〜7節)
 聖書は全て歴史的な事実に基づいているのです。


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