キリスト教 ひとくち Q&A 99-030630

Q:
クリスチャンは日曜日に礼拝をしていますけど、礼拝を守ることがそんなに大事なのですか? 忙しい現代、日曜日にしか出来ない事も多いと思いますけど。


A:
聖書の教えている「神」について知らない日本人にとって、「神を礼拝する」ことの大切さを理解することは難しいかもしれませんが、二つの面からお答えします。

『一般論的答え』 忙しい現代だからこそ、1週間に1度くらいは、真の神の前に心を静め、聖書から夫婦関係のあり方、親子関係のあり方、更に深めて、人生の意義、目的等々を考えることが大切です。

忙しいとは、心を滅ぼす、と書きます。あくせく働き、定年を迎え、「俺の人生何だったのか?」と、悩む熟年の方々が増えていると言われます。礼拝は充実した人生を送るための秘訣です。

『聖書論的答え』 日曜日に礼拝するようになったのは、イエス・キリストが私達の救いのために復活されたのが日曜日であるからです。イエス・キリストを信じる者達は、その事を祝い、記念とするために日曜日に集まって、礼拝をささげるようになりました。勿論、日曜日以外、礼拝をしてはいけないと言うことはありません。仕事の都合で、日曜日に教会に来られないと言う方は、別な日に礼拝をしてもかまわないと思います。しかし、出来るだけ都合をつけて、日曜日に、みんなで集まり、心を一つにして、礼拝を守るよう努力することも大切です。


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