今月のメッセージ93a-030107
「最も大事なものは何ですか?」     牧  師:永 山  進

 明けまして おめでとうございます。

 昨年は、全世界を揺るがした悲惨なニューヨークのテロ事件がありました。
 しかし、あのテロ事件以来、多くの人の信仰が覚醒され、集会に集うようになっていると言われています。

 アメリカはもともと聖書を土台に、神を中心とした信仰生活を求めるピューリタンによって建国されました。彼らは町を造る時にも、まず教会を建て、次に自分達の家を建てていきました。
 ところがいつの間にか、真の神を畏れ敬う信仰心が薄れ、多くのアメリカ人にとって信仰はアクセサリー
教会は単なる社交場となり、物質的繁栄のみを追及するようになってしまいました。

 そのような状況を、熱心なクリスチャン達は憂い、永い間祈っていたそうです。
 しかし、世界貿易センター爆破テロと言う信じられないような大きな悲劇を通して、人々は再び自分の生き方を見詰めなおすようになったそうです。
 「金もうけにあくせくする事より、家族との心のふれあいを大切にしよう。過度な物質的繁栄より、聖書を土台とした、神を敬う信仰生活を」と。

 某テレビ局のキャスターも、「今こそアメリカにスピリチャル・リバイバル(霊的復興)が起きなければ、アメリカは救われない。そのために何が大事かと言うなら、神に立ち帰ることだ」と、普通の民放番組の中で訴えていたそうです。

 ところで、私達にとって、本当に大切なものとは何でしょうか。その事をしっかり見極めないと、新しい一年も棒に振りかねません。
 聖書は「いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番優れているのは愛です」とのべています。
 それは、キリスト・イエスを通して顕された神の愛に基づくものです。

 あなたもこの年、いつまでも残るものを求めてみませんか。


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