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2011.07.24 (sun) 「カクテル・カルテット」
バーとか、バーテンダーさんがシャカシャカって素敵なカクテルをつくってくれるところ
ほとんど行ったことがないんだけれど、なんだか憧れる
ステキな彼にリードされてカウンターとかに座って、キレイな色のカクテルが入ったグラスを傾ける
それって、やっぱオトナだよね
彼はビシッとスーツで、わたしはちょっぴりスリットの入ったタイトなスカートとか
前の彼にはそういうとこ、何回か連れて行ってもらったなぁ
海な彼は、お酒強くないし、まったくそういうのタイプじゃないし
あ〜上司のあの人はお酒強いけど、そういうのそれはないよね
過ぎてしまってから、あ〜あの時は幸せだったなんて、思いたくない
何がシアワセなのか、それは普遍なものじゃなくってその時々できっとその価値も思いも感じ方も変わっていくものだから
わたしは、いまを、このときを楽しんでいきたいな
って、この夏休みの四連休を、結局、病院へ行った以外は引きこもっちゃったわたしが言えないか
あの上司は、「一番大好きな海な彼のトコへ会いに行ってみたら」とか言い残して、奥さんのもとへ帰っちゃったんだよね
なんかね、ちょっと・・・
海な彼は、メールはよくくれたけれど、結局、会いには来てくれなかった
チョット期待してたんだけどな
先々週は、わたしが我慢できなくなって、会いに行っちゃったから、今週末は、わたしからは言いづらかったんだよね
やっぱり、素直にわたしから、会いたいよって言った方がよかったのかな
2011.07.15 (fri) 二人の影
やっぱり会いたくって、いま逢いたくって
いつもの病院の帰りに、海な彼のトコロへ
久しぶりに感じる彼の街の匂い、この街は、やっぱりなんだか落ち着ける
わたしは、この土曜日、ほんとは会社だったんだけれど、お休みしたんだ
そう、うちの会社も、輪番休業を始めたから、週末は休みじゃない
けれど、病院があったし、海な彼に休みを合わせたかったし、休んじゃった
随分、久しぶりに会う海な彼
おもわず抱きついて、泣いちゃいそうないきおいだったのに
いざ彼に会えてみたら、ただ久しぶりしか言えなかった
本当に疲れている様子の彼
ずっと、午前帰りが続くほど、彼の仕事は忙しいって
だけど、ドライブへ連れて行ってくれた
久しぶりの彼のクルマの匂いが、なんだか懐かしい
ファミレスで食事して、夕暮れの海岸を散歩して、お祭りの街の中をドライブした
そう、もう夏なんだね
最後に会ったのは、スノボだったから、まだ冬だったのに
あっという間に時間が経って、彼のマンションに戻って来ちゃった
明日は、わたし会社だし、帰らなきゃ
そうしたら、彼が送っていくよって
一人で帰るはずの高速道路を、彼のクルマのテールランプを追って走ってる
やっぱり優しすぎる彼、嘘つきなわたしなのに
わたしの部屋に着いたら、もう夜中で
彼と一緒にお風呂に入って、少しお酒飲んで
このまま朝になっちゃってもいいと思っていたのに、彼が「もう寝ないと、明日、会社でしょ」だって
一緒にベットへ入ったけれど、結局、わたしは寝れなかった
だって、すぐ隣に彼がいて、彼の体温を感じられて、彼の寝息が伝わってくるんだもの
朝、わたしだけ、ベットから抜け出して、二人分の朝食を作ったけれど
気持ち良さそうに寝ている彼を起こせなかった
彼の分の朝食を残して、代わりに彼に手紙を書いた
目の前の彼に言えなかったコト
会えてすごく安心できたこと
一緒にわたしの部屋まで来てくれてとっても嬉しかったこと
そして、メールも連絡もくれないで、ずっと淋しかったこと
手紙を朝食と一緒に食卓に残し、わたしのベットですっかり寝入っている彼に「行ってきます」って小声で言って会社に行った
あ〜ギュウしてもらいたかったなぁ
あれから、毎日、メールをくれるようになった海な彼
やっぱり、彼は優しい
2011.07.08 (fri) 甘美な誘惑
あの夜のことは、あまりに唐突で、わたしの夢とか妄想だったんじゃないかって
そんな雰囲気は、たしかに前からあったんだけれど、けど・・・
けれど、わたしの上司、あの人が残していった、一緒に飲んだお酒のビンとか、歯ブラシとか
そんなあの夜の残骸たちを目にするたびに、あれは夢でも妄想でもない紛れも無く現実なんだと思える
わたしの上司は、会社ではとても厳しい人で、ときにその言動で社内の反感をかっていることも多いけど
わたしは、自分の保身ばかり考えている他の管理職の人たちと比べたら、よっぽどハッキリしていて好感が持てる
わたしとあの人は、働いているフロアが違うから、なかなか会う機会がない
あの後、たまに会議とかで会っても、いつもと変わらず厳しい
けれど、夜に、わたしの携帯に優しい電話とかくれたりして、そんなときは、なんだかやたら嬉しくなる
いつもはゆっくりギリギリで会社へ行くのに、いつもよりやたら早めに行って、あの人が来るのを会社の入り口で待ってたり
でも、あの人が来ると、しらないふりをして、あの人の前に会社に入っていって、
あの人に「おはよう!」って言われるの心待ちにして
思いっきりの笑顔をつくって「おはようございます」って言ったり
そう、ただそれがしたくって早起きしたり
書類を、あの人に提出しに行く時には、おトイレに寄って髪と化粧を直したり
でも、書類を渡すときに、手でも小さくふってみようって思うのに・・・それは、まだできないでいる
それまで、イヤでしかなかった会社が、あの日から、なんだか楽しく感じられてきた
あの夜のコト、抱きしめられながら、「好きだよ」って囁かれた言葉
いまだに、耳の奥でこだましている、あの人の腕の中で感じた安心感と共に・・・
それは、きっと甘美な誘惑
あの人は単身赴任でこっちに来ているけれど、いまごろ、あの人は、奥さんの元に帰っている
誕生日すらまだ知らないあの人のこと、もしかして好きになり始めている
2011.07.07 (thu) 「誕生日のできごと」
人生なんて、予想外のことでしか成り立っていないから
わたしはきっと、自分で思っているよりもずっと多くのことを選べるし、決められる。
今までだって選んできたし、決めてきたのだ。信じられないくらいたくさんの場所に行ける。
数えきれないくらいたくさんの声を聴き、憶えていられないくらいたくさんの夢を見られる。
それはすごく楽しくて、ものすごく孤独なことだ。
そしてそれが、それだけが、全てなのだ。
もし、あの時、思い悩んで、違う扉を開けて飛び込んでいたのなら、いまよりずっと女性らしい人生だったのかもしれない
けれど・・・、けれども、天使さんとも出会わなかったし、娘たちも生まれていなかった
父が亡くなって、仕事への魅力も失って、築いた家庭でも行き詰まった、あの時にクスリを始めて、いまの生き方を選んだ
それから同じ悩みを持つ人たちと出会えて、助けられた
あの時に始めて、あの時にカムしたから、きっと天使さんに分かってもらえたんだと思う
いまのわたしは、いろいいろなタイミングの中で、偶然と奇蹟が重なった上に立っている
けれど、それは、全部わたしが選んできたこと、このわたし自身が選んだものでできている
すごく淋しいコトだけれど、それだけが全てなんだ
大きく人生のレールから外れて、先の見えない道を歩み始めてと思っていたけれど
いつのまにか、先が知れるようになっていた
でも、そんなふうに思っていたんだけれど、まだまだ分からないんだね
ドラマみたいな展開だって、待っている
それを進めるのも、避けることも、どちらだって選べるんだ
2011.07.02 (sat) 誰にも言えない関係
まぎれもなく、いま、わたしのベットで、わたしを抱きしめているのは、わたしの上司だ
わたしの背中がタオルケットからでていると、掛けてくれる
わたしの耳元で、好きだよって、囁いているのは、間違いも無く、わたしの上司なんだ
もっと薄いと思っていた彼のヒゲは、わたしの唇に、とげとげしく刺さってくる
わたしの上司、いまの職場にわたしがきてから、三人目になる
やんちゃな男の子が、そのままオトナになってしまったような人
少年のような心を持っているなって思っていたけれど
意味ありげな携帯がかかってくるようになって、もしかしたらって思っていたんだけれど、
ずっと、考えないようにしてた
昨日は、上司は本社に出張で、その夜、突然に「これから行ってもいいか?」って携帯に電話があって
なぜか、断れないわたしがいた
部屋を少し片付けて、化粧をして待っていた
わたし、何しているんだろうって、思いながら
彼が、近所のコンビニで、お酒とおつまみを買ってきて、
部屋で飲みだしたんだけれど
いつのまにか、わたしのこと、話してた
彼はずっと、わたしのこと、カワイイなって思ってたって
そう言って、抱きしめられた
それを、拒否しないわたしがいた
彼に朝食を作って、それを食べたら、彼は、テレビ見ながらソファで寝ちゃったから
その間に、足らないお昼の食材を急いで買いに行って
そんなことしている自分が、少したのしい
結局、夕方まで彼はいて、何も無かったように、帰っていった
誰にも言えない関係、だよね
キライではないけれど、好きなのか、よくわからない
ただ、また来たら、少しメンドイかも、でも、また断らないんだろうなわたし
あした、会社で普通にしていられるかな