平成26年4月13日に富士霊園の花見に出かけ、帰りに道の駅の冨士小山で富士箱根トレイルの看板があり、富士山五合目から箱根の金時山に至る42キロのコースが紹介されていました。依然より知ってはいたが、富士からつながる山々をみて、歩くことに決めました。天城、沼津アルプス、愛鷹山と地域の周りの山は大方歩き、このコースも歩かなければ、手抜きがあるとも思いました。数年かけてボチボチあるき、ここで紹介していきます。これが終わったら南アルプスに登ろうか、とも考えています。
インデックス | 概要 |
(起点)御殿場の小山駅から金時山に | (平成26年4月24日)自分の起点とする、金時山まで行く。 車で足柄峠周辺を訪ねて、その後金時山に |
金時公園から不老山、世附峠〜金時公園 | (平成26年7月29日)午後1時から登りはじめ金時公園18:00着 コースは特に見るものはないが平成22年9月の台風9号災害の爪痕があちらこちらに |
紅冨台〜立山〜畑尾山〜あざみ平 | (平成26年9月15日)11:30〜15:00紅冨台に車を止めてあざみ平までを往復 これと言って印象に残るものはない。ブナ林が多いが、巨木はなし |
明神峠〜三国山〜大洞山〜紅冨台 | (平成26年9月27日)10:30〜14:30明神峠から三国山、大洞山より前回のアザミ平経由 紅冨台、須走冨士浅間神社を参拝 |
須走道の駅(浅間神社)〜五合目 | (平成27年4月24日)須走道の駅に車を止めて150号線を富士山五合目まで歩く 150号線の松並木は綺麗、桜は散りるる登るに従い満開、コメ桜も見事、霧で視界はゼロ |
以前は金時山に、箱根金時神社から登ったことがり、今回は下調べをかねて御殿場小山駅より遊女の滝、足柄万葉公園の入り口は解りましたが、今回は車で365号線に沿って足柄峠、万葉公園、などを回り、金時山は足柄峠から金時に向かい、車止めの駐車場より歩き金時山まで約1時間でした。
金太郎富士見ライン(365号線)を東名冨士ゴルフクラブから先を往けば誓いの丘があり、新田次郎の歌碑がある丘に出ます | |
新田次郎の作品は山のテーマがおおく、幾つかの作品を読んだ記憶があるが忘れました。 新田次郎の紹介の看板があり、この碑文は富士山をこよなく愛した作品「白い花が好きだ」の「富士の美」から選定したと書かれている 生憎今日は雲が多く冨士は望めないがおそらく前面に冨士がそびえることだろう |
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道を上ってゆくと芭蕉の句碑があり 「目にかかる時やことさら五月冨士 |
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足柄峠より金時山に向かう前に近場の名所を訪ねました。 ← 足柄城址 ↓足柄山聖天堂 足柄之関跡、足柄万葉公園は歌碑が7つあり、歌を披露した立て看板が多数 こちらは歌碑のページで紹介します |
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足柄之関跡 |
足柄万葉公園 |
万葉公園に案内があり、小山駅より遊女の滝からこの万葉公園にでて、足柄峠から金時山に向かうコースにつながっていて、トイレが近くにあった | |
これから金時山を目指して車で進む | |
車止めがあり、20台ほどの駐車スペースがある ここから歩くのですが階段やロープの張った処までは平たんな山道が続きコメ桜が綺麗でした |
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この階段が始まると後は延々と急な登りが頂上まで続く |
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時間にして30分くらいですが結構きつい。(箱根神社から登った時よりははるかに楽でしたが) | |
頂上は視界が悪く、残念ですが、これで冨士箱根トレイルの(自分では起点にしているのですが)金時山は完了にします 機会があれば遊女の滝、夕日の滝なども回ってみたい |
平成26年7月29日今日も猛暑日のようですが風が涼しく、11時ごろに山歩きでもと思い急きょ出かけました。
金時公園 13:00発 不老山15:00時着
その後世附峠では金時公園へのルートは通行止め、引き返すか、次の峠まで行くかいずれにしても時間がない
結局通行止めのルートを進む
途中の山道が崩壊しており、これは難なくクリアー
これで終わりかと思いきや、次の難所で、右往左往、何とかルートを確保し、金時公園には18:00着(予定より一時間オーバー)
平成22年の9月、台風9号崩れの水害に、河川の修復はまだ続いて、あちらこちらの河川の崩壊がいまだに残っている。
今回のハイキングの一番の印象は山道の修復していた箇所の迂回にあった。木の伐採のあとは切り株枯れて土がサラサラ崩壊しておりところどころにアザミやバラや棘のある植物がまばらに生えている。土砂が崩れて山道を崩し足を踏み入れれば土とともに流されそう。切り株を伝い、アザミやバラなどのドケの植物に痛さをこらえ、斜面を登りかろうじてその場所を迂回できました。今回のハイキングの唯一の印象となりました。その様子は以下の写真で確認願います。
その後、山里の静かな家並みの庭に咲いている花々や家庭菜園などを眺めながら歩いているうちに楽しくなり、暑さは全然気にならなく金時公園まで一時間ほどを歩く。
もっと下調べをしていかなければ、今後の反省材料である
かなり広い公園で車の駐車にまず平日は困らないかも | |
まさかりが飾ってある |
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山道のところどころは標識があり、迷うことはなく、林道に添い不老山までつつき、つまらない。 | |
林道、山道を交互に進めばやがて不老山 |
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標高928メートル 見晴しはよくなし |
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早々に世附峠にむかう | |
世附峠で金時公園方面は通行止め 引き返すのも時間の無駄 やむなく通行止めを無視して金時公園を目指す |
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最初の道路崩壊は難なくクリア | |
伐採の後、道路は完全に崩壊 渡ろうとすれば土砂に足元をすくわれ怖い |
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その先を見れば道路修復工事の作業をしていて先に進めそうもない |
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結局左の写真の崩落しやすいところを上まで上がり、工事現場を迂回して車の有る所に下りました。 ここで45分のロス発生 |
不老の滝 | |
後は林道をてくてく金時公園に 意外と距離がある 左は金太郎ゆかりの地 |
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後はひたすら川沿いを 川は平成24年の台風の水害の爪痕がいまだ残る。 里山の風景を堪能し246号線に出れば金時公園 はすぐそこにある 栗の実は青々青と、家の周りは花々や野菜 今回はこれといった目玉はなかったが久々の山歩きを堪能 |
平成26年9月15日 自宅を10時30分、紅冨台に車を止めて11:30登山開始
13:00立山展望台 生憎曇り空、ここから富士山が見えるらしい、木々に遮られて他の方角の展望できず残念。
あざみ平の展望が良いらしいのでそちらに向かう。あざみ平14:00着箱根連山が望まれ籠坂峠には40分程の標識
15:00初めの紅冨台に戻る。ブナの林が多く、紅葉の時は綺麗かも、之と言った印象の場所も、危険なところもなくただ歩いた感じ。、次回の明神峠から三国山に期待を託す。三国山のブナ林は静岡県自然100選とのこと。
国道246号から180号線で須走を目指す。 富士浅間神社から山中湖方面に向かいすぐに紅冨台の別荘地 にはいり(コンビニのセブンイレブンの手前を右折)、トレイルの入り口に車を止めて登山開始。 |
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車止めの手前に車を止める 明神峠からここにきて、冨士浅間神社あたりのバス停で御殿場駅に戻るのが普通らしい。車は須走道の駅か、浅間神社の駐車場を使用できるかも |
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こんな山道が多く、比較的登りも楽ですが、延々と登っていくとそれなりに苦しくなり 休みやすみ立山展望台に(標高1330メートル) |
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展望台から愛鷹山塊がかろうじて望めました。富士山が望めそうなのですが、樹木に遮られて見えず。ここで昼食。畑尾山、あざみ平に向かう。 | |
このブナの木が今回目にした中で一番大きい。天城や愛鷹山のブナの様な巨木、変形ブナはなし。 | |
畑尾山 標高1365メートル | |
あざみ平 ここから40分程で籠坂に行けるらしい 大洞山、三国山まであと4キロ、時間があれば行くのだが今回はここで引き返す |
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箱根連山 | |
この先の山が大洞山(標高1383メートル)その先が三国山のブナ林 今日はこれ迄、引き返し15:00出発点に着 普段の山歩きにしては物足りないが、今日は三連休の最終日、道路こまないうちに帰れてよかった。 |
平成26年9月27日車にて明神峠入口から147号線(山口湖に通じる)にて明神峠まで娘に送ってもらう。10:30登山開始。そこから三国山のブナ林の中を1時間程で、三国山山頂、ここで昼食。その後大洞山・・・(おうぼらやま別名 角取山)からあざみ平、前回の立山から紅冨台のコースを再度歩き、須走の冨士浅間神社に。行程時間約4時間。神社参拝、バスにて御殿場、電車で沼津 帰宅は17:00 御嶽山噴火を知る。
(静岡県自然100選)に選ばれている割には変化に乏しく巨木のブナも目立たず。愛鷹や天城のブナ林を目にしている自分には残念。とりあえずこんなものか歩いてみなければ解らず、天気の良い秋のブナ林の、木漏れ日のなか、握り飯を食べ、健康なひと時を過ごし、冨士浅間神社を参拝し、バスと電車の山歩きもそれなりに良かった、よかった。御嶽山の噴火のニュースを聞けばさらによかったよかった。冨士の噴火の何時あっても不思議でないという。以下に簡単に写真を載せます。
富士スピードウエイ近くより明神峠入口のバス停から147号線で明神峠に |
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しばらくは道路沿いの山道をてくてくとブナ林の中三国山に向かい歩く | |
富士スピードウエイが眼下に望む |
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147号線を横切って、三国山に あと1.5キロ |
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見晴しの良い場所はほとんどないが、箱根や丹澤の山並みの見えるところが途中にあり、写真に その中の一コマ | |
ここは丹沢の回廊 らしい | |
変形ブナを探しては写真に修め、大洞山に向かう | |
山はほとんど平坦で、ブナ林の中、ほぼ1時間歩けば大洞山 | |
標高1383.5メートル 大洞山 |
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どこまでもブナ林 あざみ平に | |
あざみ平より富士を見るが生憎雲に隠れて 以後畑尾山、立山、紅冨台までの様子は前回のスナップで |
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須走富士山浅間神社 | |
平成27年4月25日 富士箱根トレイル残りの浅間神社から富士登山須走五合目までを歩く。
朝は家より富士山が見え、昨日五合目までの各々の登山道が開通したとのニュースもあり急きょ出かける。
09:45 富士山浅間神社出発(車を須走道の駅に停める)桜が散りかかっていたが登るに従い満開でそのうちにコメ桜もl綺麗
11:25 馬返し ここから山道に入る。ほぼ6キロ過ぎ
12:15 狩休(かりやす) 一旦150号線に出てすぐにまた山道に しばらくゆくとに雪の残りがちらほらシャーベット、アイスバーン
14:00 五合目 霧で視界無し。小屋でキノコうどんを食し、休憩
14:30 150号線(あざみライン)を下る 下りはきつい ももの甲側が痛くなる
17:00 道の駅着
以上が今回の行程、登りもきついが下りもきつい、そのうち富士山に登ろうと思っていますが少々自信消失。今回は久々のハイキング、しかも長距離でブラブラゆっくり歩いたが結構しんどい。とりあえず冨士箱根トレイル42キロはほぼ完走、気が向いたら季節を変えて歩こうかと思います。
天気が良くて眺望が良かったらいろいろ良き感想があったろうに残念。とりあえず写真を掲載します。
富士山浅間神社から150号線を登る あたりはいまだ桜が咲き、散りかかっていました。 |
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あざみライン(県道150号線)をぶらぶら歩く | |
アカマツの松並木桜並木は見事 両側の自衛隊富士演習場の敷地は射撃練習 不気味な銃砲の音 |
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コメ桜が綺麗 |
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馬返し ここからトレイルの森に入る 残り6キロ程か |
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しばらく歩いてゆくと右側に黒い山肌が延々と続く 崩壊したら危ないかも グランドキャニオンの標識有 英語で「canyon」=「深い渓谷」や「地面などの深い割れ目」という意味 「雄大な渓谷」がある証拠 |
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9/11〜9/30 毎日運行 9/13〜10/26 土日運行 理解のできない予定表 |
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いろいろ変わった樹木を見る |
登るに従いカウントアップ これは何? |
残り一キロ 途中で150号線に、最後の標識はなし まだ整備中? |
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このあたりからシャーベット、アイスバーンがちらほらと |
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雲霧(くもきり)神社跡 その上に御室(おむろ)浅間神社跡の案内板が |
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五合目は霧に包まれ | |
小屋でキノコうどんを食す 7合目までの帰りと言う人が店に 装備はピッケル重装備 そのうちにここは人でごった返すのか |
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馬蹄観世音 |
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五合目から小富士までハイキングコースになっているらしい 帰りは延々と下り,ももの甲が痛くなる. 途中で「あかはら」と言う鳥を写真に撮れた。嬉しくなる |
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