今年も連日、熱中症警戒アラートが発表される大変暑い夏となりました。
毎年、8月10日に執り行われる「日蓮聖人ご真筆大曼荼羅ご本尊お虫干し法要」は、寺宝である大曼荼羅(南無妙法蓮華経を著した絵図)を1年に1度、風に当てる機会に、普段は行えない大曼荼羅の下をくぐらせていただくことで、その年の無病息災や健康を祈願するというものです。しかしながらこの無病息災や健康は与えられるものではなく、本日のように大変暑い中でも法要に自ら足を運び、お題目を唱え、お焼香やお墓参りをするという、これもひとつの修行ととらえることにより叶えることができるものなのです。
お盆の時期は、仏さまやご先祖さまに心をよせ、穏やかな時間を過ごしたいものです。 |