活字中毒

出張中にふと読み始めたミステリー小説から
再び蘇った中毒衝動で気の向くままに読んでいる本

マルドゥック・スクランブルではボイルド1人しか居なかったので、そうなるだろうなとは思っていましたがバッタバッタと仲間が倒れていくのはちょいと心苦しい。そしてボイルドも徐々に混沌に向かってしまいます。最終的に敵には勝ちますが後戻りできない状況に。物語の最後でマルドゥック・スクランブルの続きになり、ボイルドの願いがようやく叶って少しは救われたのかなと思います。
30年に一度町から人が消えると言う現象があって、その消滅を悲しんだり、関わろうとすると汚染されてしまうので人が消滅してしまった町は地図からも資料からも徹底的に削除されると言う架空な日本の物語。
そんな世界で次の消滅する町を予知して消滅を何とかしよう!と動く人達の生き様だったり、苦しみだったりが書かれていて個人的には好きでしたが、Amazonレビューではいまひとつ。好みが分かれる所なんでしょうね
このミステリーが凄い!の1位になった本と言う事で購入。
Amazonレビューでも書かれていますが結末のぶっ飛び具合には好き嫌いが分かれる所ですがこの壊れっぷりは個人的にはありかなと思っています。
3歳妹の言葉使いがやたらと大人びているのに不自然さを感じますが結末を読めばそう言うことならそうなのねと思います。
今回はいつの間にか連れ去られてしまったヴィクトリカを連れ戻しに主人公が向かう先で事件が起こるお話。ヴィクトリカに合うまでに色々ありそうだと思っていたのですがあっさり合流できてちょいと拍子抜け^^;
母親も登場し、良い感じでストーリーが進んでいる感じがしますが、今回の謎は100%解けていないのでそれは最後の方なのかな?と思ったり。
最後の最後で事件に巻き込まれているのですが、
次巻持ち越しっぽいので今回はちょいと焦らされModeです。

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