たまにしか通らない小さなそば屋のおばさんが、「よく通るわね、元気そうでいいわね」と声かけてきた。聞くと店の中からいつも見ているという。電動車椅子は印象に残りやすい格好なんだろう。そう言われると身の引き締まる思いである。あんなところでも、こんなところでも見られてるのかなぁと思うとーー。しかしながら、そこで萎縮しないようにしょう。あなたも、わたしも同じ社会人なんだということを忘れてはいけない。障害を持っていると、なにかしてもらうから、ということで遠慮してしまうように教育されてきた。もうその辺を変えなくてはいけない。人の中で生きる一員として、のびのびと進んで行きたいものだ。胸を張り、深呼吸して、堂々と自分の意見の言える者になりたい。最初の一言、それが出せれば、その言葉は必ず叶うと信じる。だれか背中をたたいてくれないかなー。('06/05/08)
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