身体が丈夫ではない人、食べても、食べても元気が出ないということはないですか。そんな人は、よく噛んでいないことが原因かもしれません。早食いも芸のうちとは言わず、よく噛めば、食物はよくこなれ、唾液が混ざり、胃腸の消化・吸収の助けとなります。その結果、満腹感が得られ、暴飲暴食を防ぎ、体力が付くという効能があります。いろいろなサプリメントが出ていますが、この口の中でよく噛むことが一番良いことかもしれません。噛めば、唾液が多く出てくるので、歯の再石灰化が進み、良い歯が維持され、少しの虫歯でも治るということがあります。また、唾液に含まれる酵素が発ガン性物質の毒性を消すということも報告されています。噛むことで、脳の働きが活発化することも挙げておかなければなりません。噛むことがポンプになって脳に送る血流を良くするのです。さらに、噛むことで、頬の筋肉が鍛えられ、形の良い顔の輪郭が得られます。ただし、片方で噛むことは顔のゆがみを引き起こします。それで、左右両側で噛んで、健康な身体と素敵な顔を手に入れてください。
('09/03/14)