「 リラックスするには腹式呼吸

 
 ここぞという時、余計な力が入ってしまうということがある。そんな時、リラックスすることが大切である。これには呼吸法が大きな要素になってくる。肩や肋骨を上げて呼吸するのが胸式呼吸。これは現代人が多く行っている方法らしい。これは肩こりを起こし、緊張を促す交感神経を活発にしてしまう。一方、横隔膜を大きく動かす呼吸が腹式呼吸。これは心身をリラックスさせる副交感神経を優位にする。笛を口で吹きながら重い物を持ち上げようとすると、胸のあたりに力が入らなくなり、持ち上がらないという。ということは肺から空気が出て行こうとするとリラックスするわけである。スポーツ選手達も勝負に挑む時はこの方法を用いているのを見る。
('09/01/11)


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