今年の花はそれぞれが大きく、多いように思える。庭に咲くつつじ、てっせん、いちはつ、しゃくやく、みやこわすれ等等、どれも初夏のさわやかな光を浴びて咲き競っている。背の高い花、低い花、大きい花、小さい花、ピンク、紫、白、薄紫、実にバラエティーに富んでいる。山々の新緑もまた、陽光を浴びて、明るい黄緑、そして光り輝く白さえも、また影の部分は緑、深緑、紺色、黒に見える。午前と午後でも色合いは変わり、刻々とその変化を楽しむことができる。そのそれぞれが個性を持ちながらもよく調和している。わたしたちも多様性があり、様々な人々と生活している。共にいるときも、また離れているときさえ、お互いに影響しあっている。それゆえ、自分だけの存在ではないと思う。だから、自分と、自分の存在を知る人のために光り輝いていたいものだ。いつ、どこにいても、そこにいるだけでまわりを明るく輝かせることができる存在になっていたいものだ。('08/05/08)
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