正しい判断、恐れない脳


 近畿地方に大きな地震が起き西日本に大豪雨があり甚大な被害が出た。と思ったらそれに加えて強い台風12号が東から西に追い打ちをかけるように紀伊半島に上陸、瀬戸内海を経て九州に再上陸し中国大陸にまで行って消えました。被災された方々には本当にお見舞いを申し上げます。今年は天気図がおかしいです。例年ならば太平洋高気圧がでんと太平洋に居座っているのですが、太平洋高気圧が日本列島を南北にまたいで縦に横たわっています。ですから高温の空気がなだれ込んできています。そしてその周りをいくつもの台風の卵らしい低気圧が並んでいるのです。異常気象なのです。30年に一度だとメディアは言います。おそらくこれからこのような状態は続くように私は思うのです。このようなニュースの陰にはもっと大きな事柄が隠れているようにも思います。以前、映画で強大な低気圧が発達してニューヨークを襲い、大気圏の上の成層圏の猛烈に冷たい空気を吸い込んで地上は凍り付くというのがありました。空想が現実になるかもしれない時代。とはいえ周囲の変化に注意を払いながら正しい判断ができ、恐れない脳を身に着けていきたいと私は思います。




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