ショートステイに利用して、「さあ、食べるわよ!」と張り切っている女性を見て、励まされました。わたしも全介助で同様なのですが、その女性も普通の食事は食べられるけれど、手が使えず、部屋から食堂まで人の手を借りて車椅子を押してもらい、食事のすべてに介助を必要としている人なのです。そこに暮らす人たちはみな重い障害を抱えています。言葉がせめて話せれば、個人個人が話せるのになあと思うのです。でも、そこにいるケアが必要なすべての人が生活をケアされているのを体感すると、生きていくことの大変さと大切さを思わざるを得ません。
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