「この年の差は父と子のよう」


 今、利用している身障ディサ-ビスに併設されている老人ディサービスの一人の男性利用者と話せたらいいねと、職員に連れていかれたのが85歳の方。あとの利用者はその日かなり高齢の女性ばかり。その男性利用者としてもなかなか話し相手に難儀しているようで、あまり能力もないのにその方に接することに。その人は小学校の音楽の先生だったそうで定年後、老人会の会長をされたり、書道を教えていらっしゃったという。もしかすると校長まで経験されたかもしれないと思うともう何から話していいものか。父と子のような年齢差。この60歳代中盤から80歳越えくらいの年齢層はまだ元気でこうしたディサービスにあまり来ていないのだなと思いました。身障者が65歳を超えるとディサービスなど急に高齢者の中で生活しなければならないようです。できれば半日くらいお気に入りのカフェで好きな仲間と語り合えたりしたなら、本当に幸せかなと思うのですが。



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