「防災訓練」


 防災の日を前に、「防災訓練」が行われました。日曜の朝、母が、雨戸を開けながら、「防災の人が出ているよ! きょうだった? 何時からだっけ?」と、急に動きを速めて、防災訓練に出るため準備を始めました。戦前・戦中生まれは義務感が強いのか、こうした行事には、素早い。ほどなく役場の放送で地震が告げられ、わたしは、「揺れが収まってからでいいんじゃない?」とのんびり構えていましたが、「早く、集まって、人数を確認する!」とのこと。そのため、あせって、緊張のあまり、電動車椅子を出す出口で足がひきつって、車椅子に乗り込めず、ジタバタしていました。すると、区内の「救出隊」が入って来て、無事外に脱出。ふだんは電動車椅子の幅しかいらない、自分でできると思っていましたが、こうバタバタすると、上手くいかないものです。スペースに余裕を持たせ車椅子の側面からの介助も考えておかないといけないなと思ったのでした。


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