「自分の場を見つける」


 ひょんなことから町の「地域を支える勉強会」に参加することになり、楽しんでいます。ちょうど今、介護保険が最も多く使える時で、これから高齢者が増え、働ける世代が減ってくるので、使える量が減っていくのだそうです。それで、元気な人がお互いに助け合って、なるべく健康で自立した生活が続けられるようにしていこうという内容です。たとえば認知症は、社会参加が予防になるそうで、誰かに会って話をすることが良いと言います。外に出ると、運動不足にもなりません。場ができれば、お茶をしたりして、仲間ができ、人と話すことにより、自分の話を聴いてもらえるし、話を聴いてあげることもできます。家に一人でいると考えは良い方には向かいません。元気で活力ある生活をするために外に出ることは、地域の支えになれると思います。自分の場を見つけること、これは人生において本当に大切なことではないでしょうか。


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