「こんな昭和、知ってる?-サターンX型ロケット」


 アメリカがアポロ計画などに使った110メートルの高さを誇る大型ロケット(1967-1973)。この打ち上げは日本ではほぼ真夜中で、小・中学校生でも起きて見ていても親に怒られなかった。米・ソ(今のロシア)冷戦中だったせいか、打ち上げに失敗がなかった。ロケット先端に緊急脱出用ロケットが付いていた。3人の有人宇宙船。日本は遅れて、1964年に糸川英夫によって人工衛星打ち上げロケットとしての性能を満たすように改良が重ねられ,1970,無人人工衛星であるおおすみの打ち上げを成功させている。



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