座りすぎは病のもと!?

 オーストラリアで行われた22万人規模の調査では、一日11時間以上座っていると、4時間未満の場合と比べ、死亡リスクが40%高まるとの結果が明らかになりました。イギリスやアメリカでも、座りすぎが心血管疾患や糖尿病、一部のガンなどを引き起こすと報告されています。さらに先月、各国の研究者が集い、初めて国際学会が開かれるなど、座りすぎへの注目が高まっています。そうした中、世界で最も座る時間が長いのは、実は日本という調査結果も……。日本企業では、「長く座って働くスタイル」の見直しが進んでいます。8月に新しい本社に移転した大手IT企業は、“立ったまま”仕事ができる昇降式のデスクを1万3千台導入。これまで「座り心地の良い椅子」を追求してきたメーカーも対策を迫られています。



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