「助六寿司」

これを調べていたら、三島市にも同名のすし屋があるらしくて驚いたのですが、「助六」というのは、歌舞伎の市川團十郎家のお家芸である歌舞伎十八番の一つで、その中でも特に上演回数が多く、また上演すれば必ず大入りになるという人気演目。さがしている宝刀、「友切丸」をさまざまな男が集まる吉原に来ては、けんかを売って刀をぬかせるという話。助六には、愛人がいて、その名を「揚巻」という。そこから、いなりの「油揚」と「巻寿司」に通じることをしゃれて、稲荷寿司と海苔巻きを折り詰めた寿司のことを「助六寿司」というようになったそうです。



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