「災害に学ぶ―生活不活発病」


  災害を切り抜けて避難所に逃れたとしても、待っているのは、いつ終わるとも知れない長い避難生活。食事が用意されるけれども、仕事がない。すると、時間を持て余す反面、身体を動かさなくなってしまいます。筋肉の衰えが本当に怖いです。足腰が弱ると立てない、歩けないという障害が起きてくるからです。ある程度進むと悪循環に陥り、大変なことになってします。ふだんあったコミニティーは引き裂かれ、共通の話ができない、どこかに遊びに行けるわけでもない日々が続きます。筋肉は2日休むと元通りになるのに3日かかると言います。それで、来たるべき 普通の生活をめざして努力する必要があると言えます。


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