東日本大震災の後、思い起こしたのが小松左京原作の「日本沈没」です。小説TV・ラジオ番組、映画になりました。最近でもまたリバイバルしていました。文字通り、日本列島が沈んでいくというストーリーですが、元々のテーマは、「日本人が国を失い放浪の身となったらどうなるか?」というものでした。でも、地球物理学が、「大陸移動説」で注目され始めて、関東大地震から50年ということもあり、ちょうどオイルショックなどの社会不安の中、1973年、大ブームになりました。沈みゆく日本列島を出て、船舶で海に逃げていくシーンが眼に残ります。
けれども、東日本大震災で東北の人々が踏んばって被災地を復興しようという姿を見る度に引き続き応援したくなります。
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