新幹線開業、東京オリンピックから50年経ちました


 この10月は、みなさんの好きな新幹線が走り出し、東京オリンピックが開催されて50年を迎えます。1964年(昭和39年)101日に東海道新幹線の開業。当初の0系の姿は消しましたが、 今はN700系、700系が活躍しています。あのころ呼ばれていた、「夢の超特急」という言い方はもう聞かれません。飛行機の離着陸時くらいの速度の乗り物ですが、新幹線で脱線はあっても乗客の死者は出ていません。これは世界に誇れることです。その後、同年1010日、東京オリンピックの開会式。「世界中の青空を全部東京に持ってきてしまったような、素晴らしい秋日和」でした。世界各国の選手団の入場行進、ファンファーレの響き、聖火が聖火台に点火され、ブルーインパレスが大空にスモークで五輪のマークを描いていきました。それらのことを見たり、知ったりした世代の人たちは誇らしく覚えているのです。

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