「特別警報」の運用開始されました!


 今年は、「直ちに命を守る行動をとってください」というアナウンスが聞かれました。これまで注意報、警報などの情報は行動に移すものとはなりにくかったといえます。
しかし、「命を守る行動」は行動に出なかった人の背中を押すとても有効な言葉です。

気象庁は8月30日(金)、「特別警報」の運用を開始しました。その想定される災害規模は、18,000人以上の死者・行方不明者が出た東日本大震災における大津波や、我が国の最高の潮位を記録し、5,000人以上の死者・行方不明者が出た「伊勢湾台風」の高潮などです。

それで、「特別警報」が出た時はもはやどうしょうもないという状態です。「特別警報」が出る前に出される情報に敏感でありたいものです。それには日ごろの生活の中の環境に対する認識に大いにかかっています。

それにしても経験のない規模の災害が、こうも頻繁に出されるのは、恐ろしいことです。早めの行動の決断をしたいものです。


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