3月末から5月にかけて、中国から黄砂とともに大気汚染の元凶となる超微粒子PM2.5が飛来することが予想されます。さらに、日本では多くの人のアレルギー源となるスギ花粉の飛散も重なり、環境省の公式サイトではPM2.5の測定データを随時、公表していくということです。1立方メートルあたりの観測値が70マイクログラムを大幅に超えた場合は、外出や屋内換気を控えるよう注意報が発令される方針です。
埼玉大学の研究チームによると、PM2.5は春季のスギ花粉と結びつくことでPM1.0というさらに微小な物質に変化する可能性があり、より注意が必要になる危険があるといいます。
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