「人に好感を持たれるには」


特に顔が整っているわけでもないのに好感を持たれる人の特徴……、それは何でしょう。それは、「眼」です。そしてその「眼」は、「色・かたち」ではなく「輝き」が大切なポイントなのです。これは、瞳孔の大きさが好意を表すサインになると言う心理からわかります。瞳孔とは眼の中でカメラの絞りのように光の入る量を調整している部分です。鏡を見ると、黒眼の中央にあって黒々と見える部分をいいます。私たちの瞳孔は暗いときに大きく開くだけではなく、好意を抱いている人を見るときや好きなものを見つめるときにも大きくなります。また、好きな人の写真を見ても開きます。
 宣伝や選挙のポスターなどは、瞳孔が大きく開いている写真を使っているわけが分ります。また、少女コミックの王子様などの眼も大きく、その中に星が光っていたりして、人を惹きつけるように描かれています。
では、どうすれば好感を持たれるようになるのでしょうか。
何か夢中になることを探す、前向きな気持ちで好奇心旺盛に行動するなどです。人は興味のあることに集中すると、瞳孔が開いた状態になると言うわけです。その状態を常時保つためには、趣味を広げたり、興味のあるものを増やすと言う方法がいいです。よく、「好感を得たい」と思っている時に好感を持たれず、「もう、いいや」と思い、自分の趣味に、はまった時に急に好感を持たれた、という、お話を聞きますが、それは、あなたが興味を持つ範囲を広げ、それによって瞳孔が開き、眼が活き活きとして、魅力的な人物に見えたからと言うことで説明がつくような気がします。

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