新しい政治にお願い


 8月末、衆議院の選挙で新しい内閣が誕生しました。長い間、同じ人たちが政治を行ってきたので、ちがう人たちに政治が移ったということは、わたしたちの生活に変化があることを示しています。

新しく内閣になった人たちは、年金・医療について、月額7万円の最低保障年金にする、後期高齢者医療制度の廃止する、ヘルパー人材を確保するため給与を月額4万円アップする、医療にたずさわる人たちを増やすと言っています。いま福祉サービスを行うことを定めている障害者自立支援法を廃止するとも言っています。

平成15年に障害児・者を支援する制度が始まり、その後、何度も内容が変わり、そのたびに現場は混乱し、利用者もそれに振り回されました。その障害児・者を支援する制度がまたここで変わってしまうのは、再び混乱を起こすことでしょう。政治を行う人たちにより、福祉サービスが良くも悪くもなるのは、福祉サービスを行う方も、利用する方も不安に感じることが多くなるので、ぜひとも、安定した政治をお願いしたいものです。


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