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2008 Agora diary
このページではAgora子ども美術工場のこどもたちの様子、周辺の自然、カメパオなどをレポートしていきます。(渋垂)


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-2008-

July 7

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2008.07.20(SUN) キャンプ準備

今日は、夜の展覧会に飾る絵をみんなで描いたり、カレーを食べるスプーン作りの仕上げをした。スプーンは、2年生から作ります。何とか食べられるスプーンができました。日曜日クラスの子どもたちは、明日からキャンプまでの2週間お休みです。その間私(渋垂)は、制作物の材料や道具を準備したりキャンプに必要な物の調達、室内の片付けや掃除をします。

2008.07.19(SAT) 新しい環境を楽しむ

今日は、工事完了後、初めてのアゴラです。檜のテーブルや椅子は早速、子どもたちの遊び場になりました。これからここは、にぎやかになりそうです。男の子たちは、山桃の根元の草むらで幼虫や小動物を探していた。工事で草木が掘り起こされ、アゴラ周辺の小動物や昆虫たちの住処が変わったに違いない。アゴラ周辺で見かける豊かな昆虫類や小動物たちの様子を見ていきたい。新しくできた坂道を上り、アゴラの屋根越しに見える千羽の里山を気持ちよさそうに眺めていた。丸太の橋はちょっと慎重に渡っています。砕けた岩の中から貝の化石を見つけ、持ち帰った子どももいます。大事に標本してください。



子どもたちは周辺でいろんな昆虫を捕まえてくる、今日はゴマダラカミキリを捕まえてきた。立派な触角は迫力がある。しばらく遊んでから玄関先の丸太に放してやった。



先日、新聞紙の切り絵や人形を制作している、マスダカルシさんから小さなケムシの人形をいただいた。口から指を入れるとおしりから飛び出したり、、で、、女の子二人が楽しそうに遊んでいました。



キャンプの楽しみの一つ、夜の展覧会に飾る絵を蛍光塗料で描いた。今年は、日帰りキャンプでお迎えの時に多くのお父さんやお母さんに見てもらえますね。(08キャンプ計画)




2008.07.18(FRI) ソテツの花と蝶と化石

昼、アゴラに着く。柿の下のテーブルに丸太の椅子が増えています。藤本さんが作ってくれたようです。二つの檜のテーブルは、3年前の突風で倒れた2本の大木で作りました。この檜は、坂道の途中の丸太橋にも使いました。丸太橋も根っこのテーブルも子どもたちが好きそうです。坂道を掛け、丸太橋を渡ったり、柿の木や山桃の木陰で遊ぶ子どもたちの姿が目に浮かびます。



アゴラを開設した年の夏、ソテツの花が咲きました。大きな花に驚かされ、私たちを歓迎してくれたようで嬉しかったことをよく記憶しています。子どもたちもこのソテツの花を描きました。今、ソテツの花がつぼみを付けています。この周辺にあった木々は、すべて移植しましたが、このソテツは、大家さんも私も特別な思いがあり、ここに残してもらいました。この夏、また花が咲きます。



岩肌や掘り起こした水路に蝶が舞ってくる。岩のミネラルを摂りに来ているのか?いろんな種類の蝶がやってくる。カラスアゲハ、モンキアゲハ、アオスジアゲハ、アゲハ、モンシロチョウ、モンキチョウ、キタテハ、ゴマダラチョウなどを見ました。200万年前の化石が眠るグレーの岩肌を4〜5種類の蝶が飛んだり、留まっている様は、美しく、興奮する。



アゴラの建物は、200年前の太い梁や柱でできている。今回の工事で、むき出しになった200万年前の地層に建物はかこまれた。貝の化石が眠る岩盤は、城壁のようでアゴラを守っているように見えてきた。

2008.07.17(THU) 土砂対策工事終了+新しい環境へ-200万年前の化石と坂道と丸太橋と根のテーブルと里山観望-

アゴラ正面に広いスペースができました。向かって右側は広場兼駐車スペース。正面は、柿の木の下に檜の根で作ったテーブルと丸太の椅子がある木陰のできる場所。左側には、隣家の柿畑と山桃の間を通り抜け、山に向かう坂道ができました。坂道の途中には水路を渡る丸太の橋があります。



午前中、藤本さんは、チェンソーで檜のテーブルや丸太の椅子の制作。余分な根を切り、皮や泥を取り除き、どっしり根を張りだしたテーブルを作った。椅子は、形も高さもさまざま、すてきな場所です。この木陰で子どもも大人もきっと楽しい会話が弾むでしょうね。藤本さん、ありがとう!



坂道を上り詰めた場所は岩盤まで削りだし平らな場所ができています。ここから見る里山の眺めは絶景です。お気に入りの場所になるでしょう。坂道はここから山肌に沿って東と南へと水路が掘られている。山から出る水が建物の方に流れないよう東と南へ勾配がとられ水が流れるよう工夫されている。



建物回りの雨水を処理する水路が建物の北側から二手に分かれて流れる。一方は東側へ流れるルート。もう一方は、北側から建物西側を沿い、坂道を横切り、山からの水路と合流し、南へ流れるルート。坂道を横切る箇所は、道を切り、丸太の橋を作った。この丸太の橋は子どもたちも気に入るでしょう。



檜の根のテーブルは庭の山桃の木の下にも作った。柿の木の下のテーブルより一回り大きく、襞のような根の張りぶりもダイナミックで迫力があります。根の一部を使った椅子もユニークでなんともいい。藤本さんのセンスが光ります。来年の山桃のなる頃、このテーブルの回りはにぎやかでしょうね。



5時半過ぎ、すべての工事が終了しました。藤建の藤本さんをはじめ、従業員の3人のみなさんには、アゴラのことをよく理解して頂き、アイディアを盛り込んだ丁寧な仕事をして頂きありがとうございました。復旧するだけでなく、藤本さんの新たな環境作りへの提案は、すばらしいものがありました。おかげで再生したアゴラは、新しい環境を得ました。子どもたちは、きっとこの環境を気に入ってくれると思います。大家さんには、大切な茶畑や果樹の山の提供をしていただいたおかげで無事工事を終えることができました。ありがとうございました。

今日は暑い一日でしたが、夕方、空には美しい雲が気持ちよく広がっていました。



3時、幼児クラスの子どもたちがやってくる。キャンプの日に行う、夜の展覧会用の絵を蛍光塗料で描く。ブラックライトの下において光輝く絵を楽しむ。何枚も描いていました。小学生はこれから描きます。



2008.07.16(WED) 地盤を固めと周辺の整備が進む

昨日取り残した、西北角の土砂もユンボが器用に取り除いた。角の岩盤は、掘削機でもう少し削るようだ。家の回りの土砂は、これできれいに取り除かれました。後は雨水の水路や地盤固めをします



アゴラの正面もすっかり様変わりしました。日本ミツバチが立ち寄った柿の木は、今回の工事で残すことができましたが木蓮や檜葉、樫の木は、公園に移植しました。アゴラ正面の柿の木の下には、杉の木の根っこで作ったテーブルを置く予定。柿の木陰で子どもたちが遊ぶ様が目に浮かびます。道の東側の茶畑の半分は、今回出た土砂を入れるため抜くことになりました。この場所は、子どもたちの広場兼駐車場になります。明日からは使えます。



山へ登る坂道は、ユンボのバケットの底を叩いたり、コテのように押しのばしたり、きれいに踏み固めていく。坂道に残った絵柿も倒木の可能性があるとのことで、取り除くことになった。100年以上前から岩盤にはうように立っていた木です。根を張り巡らせ、なかなか抜けませんでした。今回の工事で抜いた木々は、すべて藤本さんが作っている公園に移植しました。この絵柿もその公園に移植します。枯れずに根付いてほしいと思います。




今回の工事で露出した灰色の岩盤は、300年前から200万年前、海に堆積した泥層に石灰質の土が混ざって固まった弾力性のある岩盤です。この地層は掛川近辺に多く見ることができ、掛川層として有名らしい。二枚貝の完全な形の化石も見つけたが、割れた貝の一部分らしい化石が多い。掛川では、鯨や鮫の歯の化石も出ています。ここからもそんな化石が出てくるかもしれませんね。



3時過ぎ、1年生の子どもたちが、集まってくる。虫が大好きな子が、平クワガタの雄と筋クワガタの雌をかごに入れ持ってきた。早速かごから取り出し、手のひらにのせたり、机の上を歩かせていた。後から来た友達も「さわらせてもらいしばらく虫の回りはにぎやかでした。



二年生の男の子が、キャンプ用のスプーンを彫刻刀で彫り始めた。先週から始めたのですが使い方がずいぶん上手になりました。今日は彫刻刀での作業を終わり、小刀でスプーンの形に削り始めました。後2週かけて完成させます。

キャンプまであと半月、工事が終われば焼き物や材料の準備などキャンプモードになります。



2008.7.15(TUE)ほぼ土砂を取り除く

ユンボは、朝からの作業で、西側の坂道の頂上付近から徐々に土砂を取り除き、岩盤を削り、自らの進む道を造りながら進む。昼には土砂の近くまで降りてきた。



アゴラに季節を伝える独特の情景をしていた裏山の斜面は、浦島草、まむし草、野いちご、雪の下が生い茂り、この前まで私や子どもたちを楽しませてくれた。化石の眠る岩肌をユンボが下る姿は、部屋から見ているとスクリーンに映し出された映画のワンシーンのようにみえた。



午後からユンボは、建物の北側の土砂を丹念に取り除く。大きなバケットの先が器用な手先のように、微妙な場所までも削り、土砂を取り出す。操縦する藤本さんは、自分の体を動かしているように、ユンボの動きと一緒に表情も変わった。



ユンボは、バケットぎりぎりの幅の狭い場所も、土砂をいとも簡単にすくい上げ、さっと振り向いて坂を上っていった。


5時過ぎ、建物にかかっていた土砂は、北西の角の土砂を少し残し、ほぼ取り除いた。坂の上から見るアゴラは、傷はあるが、どっしりと見えた。いい眺めです。



6時過ぎ、アゴラ前の整地をして、今日の作業を終了。今日は、アゴラの教室は、お休みの日です。明日来る子どもたちは、この変化にきっとビックリすることでしょう。

2008.07.12(SAT) 裏山へ向かう坂道と貝の化石

久しぶりの晴天で工事は一気に進んだ。アゴラ西側には、坂道もでき、小型ダンプカーと重機2台がフル稼働。ユンボ2台は、アゴラの北側の斜面に入り、丸太や砂礫層を取り除き岩盤を削る作業や、茶畑の一部を取り除く作業をした。岩盤の破片の中に貝の入ったものをいくつか見つけた。この地域はかって海だったらしい。調べてみると掛川付近は、200万年前の海底につもった砂や泥の地層が分布しているようです。この地層の中には、貝の化石を多く含んでいるそうで、このあたりが、かつて海であったこと、その後に隆起し陸になったことがわかります。海から里山に!工事が終わったら子どもたちと化石発掘ですね。



工事の進行で水の捌け口もでき、一定の安全が確保できましたので水曜日クラスから再開しました。まだ工事中で、屋外活動は禁止ですが、部屋の中では、絵を描いたり、キャンプ用のスプーンを作ったり、継続していた自由制作など普段と変わらない子どもたちの制作風景です。





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