和
nagomi

日本文化が大好きな私。

アメリカに旅行したとき、アメリカ人の女性の方に着物を着せてあげた。
「私は、着物の勉強をして自分で着ることができて、人にも着せることができるのよ。」と、下手な英語で話をした。そうすると、彼女は、どうもわからないらしい。私の英語が下手なのかと必死で言い回しを変えてみた。どうも話がかみ合わない。色々話をするうちに、日本人が着物の着方を勉強するのが、理解できないのだ。洋服をアメリカ人が着るように、日本人は着物を着るものだと思っている。よく考えるとあたりまえのことだ。日本文化の象徴である着物を自分で着ることができないというのは、日本人としては、情けない。
 そうは言っても、今の忙しい日本では着物は確かに過去のものになりつつある。日本の着物の歴史をたどる
と、洋服文化はたったの100年たらず。着物も何千年もの間、形は変化しながらも和服の域から脱することはなかった。こんなに短期間に洋服が主流になったのは、生活のスタイルが変わり、洋服の方が合う社会になったからであろう。
 では、和服の役割とはなんだろうか。日本文化の象徴である和服は、姿を消すことはことはない。
日本人はには和服を着ている。生まれて初めて袖を通すのも、死を迎えたときも和服。つまり、人生は和服で始まり和服で終わる。節目で和服の袖を通すということは、気持ちの引き締め、時には「癒し」の役目があると思う。
 海外に目を向けたがる現在、海外だけでなく同時に日本の素晴らしい伝統文化にも目を向けて欲しい。

子供
 誕  生 産着 
お宮参り 着物を掛ける 訪問着、付下げ、色無地
3歳のお祝い 被布(女の子)
5歳のお祝い 袴(男の子)
7歳のお祝い 着物(女の子)
十三参り 袴または着物
成人式 紋付袴(男)  振袖(女) 
結婚式 白無垢、色内掛け ・・・・・ 留  袖
入学   訪問着、付下げ、色無地
卒業 (大学)袴
お葬式 喪   服
 逝 去 白 の 着 物
着付け教室
20代前半で着付け教室の看板を出し教え始めた。ある日、知らない年配の方が「着付けを習いたいのですが・・・先生は?」と、訪れた。「はい、私です。」と、出ていくと、「えっ、こんなに若い方が・・・」と、言われたことがある。
年齢は関係ないと思うが、日本文化はどうも年を重ねてからのほうが、受け入れやすい。おばあちゃんになってからも続けられるのは、良いことだと思う。

着付け(お太鼓)をしてあげた方に
「脱いだとき、帯がしわになっていなかった。どうして?」
と、聞かれることがある。
どうしてか、それは、帯を結んだり、ねじったりしないでお太鼓を作るから。
そんなところに興味を持った方が、着付けはできるのに習いに来てる。
 もちろん、素人さんも歓迎。
 自分で着れるようになると、着物を出すのも苦にならない。

子供の入学式や卒業式に着物で来る母親は、数えるほど。その中で、子供の成長の節目に和服を着て、祝いたいものである。
着付け

子供から大人まで、着付けとメイクをやる。
出張着付けもOK
わざわざ混んでる時期に写真を撮らなくても、時期をずらして
ゆったり撮るのは、いかが?
写真館に出向いて着付けをするのもOK
ちなみに左の写真は、年長の子の七五三。歯が抜ける前にと真夏に撮影。すいてる時期にその場で着て、その場で脱いで帰る。七五三の時期には又着れば良いと思う。
ご意見、ご感想
着付け習いたい方
着付けして欲しい方
など、など何でもOK
お手紙下さい。