現在、青空園芸では農薬を極力使用しないお茶の栽培を行っております。お茶の栽培に農薬を散布せずに収穫する事は茶業界では現在でも大変難しい事です。通常の茶防除基準では年間を通じ約二十数数種もの病害虫に対し、農薬を十数回、(全ての農薬を散布するのではなく、害虫の発生により)散布する事となります。それも収穫直前、30日前から短い物で7日前!場合によっては、収穫前日に散布される農薬も(もちろん残留性が残らないよう農水省承認済)あるのですから、いかにお茶が虫にとって美味しく、新芽が出たらすぐに食べられてしまうかが分かります。 一口に無農薬をお茶を作るといっても、それには大変な労力と工夫が必要であり、農業技術であります。ノウハウがなければ、農薬をただ散布せずに収穫する事は不可能です。その環境を作り出す事に青空園芸では二十五年の歳月をかけ、そして今現在も「おいしくて、安全、安心なお茶」を収穫する事にする事に日夜研究を重ね情熱を注いでおります。 平成20年 現在に至る 平成19年 殺虫剤を一切使用しない生産を開始 殺菌剤は夏場(6・7・8月)のみ4回使用 平成16年 赤ダニ大量発生 茶園に大損失をあたえる 平成14年 竹酢を使用し始める 平成13年 害虫を退治する天敵が増えるよう 平成12年 木酢、ボカシ肥料の使用を始める 平成 9年 使用する農薬を天敵(害虫を退治してくれる昆虫)に害のない物に変更 平成 8年 8月から一番茶収穫までの9ヶ月間農薬を使用しなくなる 平成 6年 石灰類に関心を持ち始める(苦土・カルシウムが不足すると病害虫がつきやすい) 平成 2年 10月から一番茶収穫までの7ヶ月間農薬を使用しなくなる 昭和56年 農薬を減らしたお茶の栽培始める(一番茶収穫までの5ヶ月間減農薬を始めた) 昭和52年 無農薬に関心を持つ。岩石より作られた肥料の葉面散布を始める(月4回使用) 昭和50年 畑に堆肥散布を始める(春・秋の2回 1回10aあたり2t)
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