小泉内閣とIT革命

この時代の流れに貴方はどう反応しますか??

 

厳しい現実

 

1)不良債権の処理に伴う"痛み"
不良債権、言ってみれば役に立たなくなった紙切れですからもう処理するしかありません。その時、どんな事が起こるか政府は発表しています。貴方も知らないはずありません。
不良便権が処理されると・・・。
600,000人が職を失う事が確かな予想とされています。内、200,000人は再就職先がありません。失業保険も受け取れません。つまり、ホームレスです。(現在、東京のホームレスの70%は一年前まできちんとした仕事についていました。内わけ40%が職人、20%サービス業、10%事務職)
失職者の業種内わけ・・・。これも、発表されています。

建設業

65,000人以上

小売業

33,000人以上

製造業

25,000人以上

サービス業

20,000人以上

事務、他

50,000人以上
かろうじて首がつながった人も喜んではいられません。
給料は
良くて据え置きで、人の減った分、仕事は増えます。つまり、例外なく全ての家族にこの影響が及ぶ、という事です。
貴方はこの事態を黙って待つのですかそれとも・・・
 

2)IT革命
これについて説明する必要はないでしょう。Lモード(電話で主婦が簡単にインターネットを活用できるサービス。)も発売され、嫌でも時代はITの流れです。
IT時代になると・・・。
ATMはご存知でしょう。銀行窓口に行かなくてもATM、あるいはパソコンや携帯、そして家庭電話機を使い、銀行業務の殆どが自宅などで済ませることが出来るようになりました。こちらの方が手数料も安く24時間サービスを受ける事が出来るメリットがあります。
銀行側から見ても、ITを使用すれば人件費がかかりませんし、お客さまのニーズに答えられます。つまり、不良債権の処理で、比較的守られるかに見える金融業、不動産業も
リストラの嵐が襲います。銀行だけで200,000人が職を失います。
銀行リストラを行うと・・・。
民間のリストラに拍車がかかります。従業員を減らせば、建物も減らせます。建物が減れば、不動産、設備、光熱、管理、建設、運輸、すべて
仕事は減ります
一例として銀行をあげましたが、今、
インターネットを使用すると保険なども瞬時に多数の会社の見積もりがとれ、自分にあったオーダーメイドの商品を作れます。そして、そのまま契約も可能です。つまり、営業、代理店業務も確実に仕事は無くなります。

 

3)ITがもたらす物流の変化
メーカーが¥100で生産した物は、私達は¥200で手にした。ITはメーカー直販が基本、よって間にあった卸業は無くなる。

 

−物流の変化

【 20世紀の物流 】

生産者

―→

卸業

―→

仲卸業

―→

問屋

―→

小売店舗

―→

消費者

¥100   ¥120   ¥140   ¥160   ¥180   ¥200




【 21世紀 IT時代の物流 】
生産者 ――――――――――――――――――――――――→ 消費者
¥100   ¥140
 

物流は次のように代わります。良いものしか流通しなくなります。地域も限定されません。
これにより、中間業者、は殆ど
ゼロに近くなるでしょう。当然運送業界も今までのようにはいきません。広告業界も然りです。(現在伸びている企業を見てください、例ユニクロ)
−思い出し、考えてください!−
どんなに繁栄した産秦でも、需要が50%低下すると存続は不可能です。レコード針の
会社・石炭や氷を売っている、そして、青函連絡船は多くの人に借しまれながら無くなりました。
今まで繁栄していたかに見えるこれらの産業も、21世紀には
需要が無いのです。

 

4)学校の授業内容からのIT時代予想
あと3年もすれば全ての仕事にインターネットスキルが必要だといわれています。
では次の数字から何を考えますか?
63.7%・・・もの公立学校でインターネットを授業で教えています。この高校生たちはあと1年〜3年で社会に出てきます。
では経営者なら、インターネットを駆使できる
人件費のかからない若者と、インターネットを使えないおじさん、どちらを会社に残すでしょうか

 

5)国民健康保険制度の崩壊
保険、年金のシステムは今働いている
"団塊の世代"により賄われています。
しかし、この世代は今40代〜60代になろうとしています。後10年すれば彼等は働けません医療費は現在でも38兆円、10年後には国家予算と同額になります。保険制度は存続できません60歳で定年を迎えた夫婦はは80歳まで、1億円(月1人20万円として)が必要です。
これらは
必ず訪れる事です。あなたはこれらに対して準備をしていますか?

 

−私達の対応策は?−

明日、台風が来ると天気予報で聞いたら、当然準備するでしょう?
では、これだけそろった確かな情報を前にしたら準備するのが賢明ではないでしょうか?実は対応策は案外簡単です。何故ならこの現象は、アメリカで数年前に起こった事です。アメリカは
60%が新しいIT流通ですし、保険制度もありません。ですから、その時に"生き残った"人達がとったのと同じ行動をとれば良いのです。既にこの日本でも、数万人の人達はその準備を始めています。明らかに言えるのは"今までの物にしがみつくタイプの人は悲劇を経験する"事でしょう。
対応策のヒントは、
書店で販売している
「チーズはどこへ消えた?」などを参考にして下さい。

 この書籍には次のような一文が載せられています。

《早い時期に小さな変化に気づけば…訪れる大きな変化にうまく対応できる》と・・・。

 
 

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