9日目(1/3)



manilla

 いよいよ、XCに出られる最後の日。泣いても笑っても、記録を出せるのは最後です。い つにも増して、気合を入れるが条件はそんなに良くなさそう。風も今回初の北風で、第1陣は北斜面へ。ちらほらテイクオフする人がいるものの、あまり上がら なさそう。第2陣が山頂へ着く頃には東よりになり、そのまま東斜面へ移動した。既に、準備完了していたU氏・Y氏・I氏は機体を広げタイミングを計ってい たが、U氏が立ち上げと同時にブローに煽られフラフラとI氏の方へ。
おっとっと! バサッ、ブチッ! ドッスーン!! ラインに足を絡ませ肩から着地。そのまま救急車の御用となってしまいました。幸い、肩の脱臼だけで病院 で手 当てを受けそのまま退院。バリオとデジカメが身代わりになってくれたようです。I氏のラインも数本ダメージを受けました。



 

tsunesan

 

読書にふけるTさん。
 このあと、、、    







me

 そんな事をしている間に、風は南〜西に変わっており更に西斜面へ移動。リッジを拾いながら1300mまで上げるが、北尾根の谷風につかまり垂直降下。そ のまま、尾根上にランディングしてしまった。XCのミニマム記録!?500mでした。歩いてテイクオフへ戻り、再チャレンジ。一旦、西ランディングへ降り そうになるものの何とか復活し、2100mまで上昇。その時、山頂のsawaさんを見るとどこかへ電話をしている様子。なんだろう?と思いつつも、最後の XCマニラ方向にでも走ろうとしていたときに、なぞが解けました。
 先に北へ走っていたT氏が45km先で負傷。自力で電話してきたところでした。XCを諦め、そのままゴットフリーの家の前にランディング。sawaさん とY氏が救助に向かいました。ランディング間際に潰され落下。左肘の複雑骨折をした模様。(後日、日本の病院で肋骨と腰骨も折れていることが判明)結局、 T氏は100km先のArmidaleまでヘリで搬送され、翌日手術となってしまいました。2年連続で重傷者が出てしまった我々のツアー。一度お払いを受 けておいた方がよろしいかも。つくづく、海外旅行保険は大事であることを痛感させられました。事故はこれっきりにしたいものです。 
 夜、病院から戻ったsawaさんと合流。一人少ないメンバーで例のタイ料理レストランで食事をした。今度は、辛い料理をリクエスト。トムヤムクンは非常 に美味でした。・・・やれば出来るんじゃん。




10日目(1/4)最終日




cumulonimbus
 
 朝、sawaさんはT氏手術の立会いのため病院へ。我々は、お留守番することに。I氏 の物理の講義を聞いたり、TVを見たり、昼寝をしたり、、、久々のゆっくりとした朝の時間が過せました。お昼にはビザ屋さんへ。特大サイズのピザに一同 びっくり!(2枚たのまなくて良かったー)おなか一杯でモーテルに戻ると、ちょうどsawaさんが帰着。途中の山道でタイヤバースト!したそうで、携帯も 通じず手術の時間にも遅れてしまったとか。ほんと不運続きです。その後、エリアに出向き帰り支度。機体をたたみ直し、パッキング。ゴットフリーに別れの挨 拶をして空港へ向かいました。







member



 そうそう、今回ゴットフリーの飛びをほとんど見ていなかった。それは、ブドウ栽培をしているそうで、飛んでる暇がないくらい忙しいんだって。近々自家製 ワインが出来るとか。ネーミング募集中らしく、いい名前ないかなぁって。来年のお土産はこれで決まりかな?









qantas 
今回も!?いろいろとあったツアーでしたが、楽しい体験が出来ました。
寒い日本に帰るのがいやだよー。。。

おしまい



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